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ゆっくりのんびりいきましょう♪

ゆっくりのんびりいきましょう♪

自閉症とは?

自閉症とは心の病ではありません。
先天的な脳の器質障害です。
決して親の愛情不足や、しつけ、テレビの影響などで障害が起こるものではありません。

健康に問題なく1歳過ぎまで育ってきた子供たち・・・
自閉症の症状は3歳頃までに発症し、その自閉性は6歳くらいまで育つと言われております。
見た目は全く普通のため、他人からはしつけのなっていない子、わがままな子、冷たい子などと言われることが多く、社会生活の中で生きにくい個性を持っています。
その症状は十人十色・・・
人と関わりを求めるも、一方的なことが多く、その限度がわからない積極奇異型、人に関心がなく、一人を好む孤立型、働きかけをすれば、一緒に物事を進めることはできても、自分からは関わることをしない受動型など、大きく分けてもその性格は全く異なるものであります。

3つの特徴

1.社会性の障害
 人への関わり方が一方的
 同年齢のお友達との相互的な友達関係がもてない
 場にふさわしい行動がとれない
 感情を読み取れない。共有することが困難

2.コミュニケーションの質的障害
 言葉の遅れ(独語、オウム返し)
 立場によってことばを変えることの困難
(たたいま→お帰り、あげる→もらう etc・・・) 
 非言語的コミュニケーション手段の発信・受信の乏しさ
 (指差しの出現のしにくさ、視線のあいにくさ、表情の読みにくさ)

3.イマジネーションの障害
 予測の困難さ
 考えや気持ちをリセットするのが困難
 いつもどおりが安心
 応用がきかない(ごっこ遊びに発展性が乏しい)
 興味のかたより
 常同行動(くるくる回る、手のひらをひらひらさせる,etc・・・)
 感覚刺激への没頭

これらの3つ組が顕著に現れている場合は「自閉性障害(自閉症」、1.3のみは「アスペルガー症候群」、自閉症を含むその周辺の障害(アスペルガー症候群、レット障害、小児期崩壊性自閉症、LD(学習障害)AHDH(注意欠陥欠落症候群)、などをひとくくりにして「広汎性発達障害」と言います。これらの障害は連続したひとつのつながりのものと考えられ、「自閉症スペクトラム」と総称されています。




コウの場合

1.社会性の障害

まさに上記のすべての部分に当てはまります。
3歳6ヶ月現在、特定のお友達とは関わりを持とうとしますが、一方的なことが多く、まだまだやりとりというところまでは発展していません。
怒られても笑ってる・・・そんな状況が3歳近くまで見られました。

2.コミュニケーションの質的障害

コウは初語もそれほど遅くなかったし、順調に2語文も話し始めました。指差しに関しては、今現在も過剰なほどです。しかし、いつまでたっても「うん」「はい」などの相槌はありません。一問一答は大分成立してきましたが、その話し方は独特で、オウム返し的な返答がほとんどです。しかし、感情は豊かで、声の表情もあります。「お名前は」と聞かれても答えられません。2歳頃までは、視線が合いにくいということはありませんでしたが、2歳後半くらいから、呼んでも振り向かない、視線を合わせないなどの症状が出始めました。何かに熱中すると、真正面から話しかけてもこっちをみようとはしません。あたかもそこに誰も存在していないかのような素振りです。

3.イマジネーションの障害

コウの一番やっかいなところが、嫌だと思ったことはとことん忘れないということ。
気持ちのリセットはとても苦手です。
「明日」「今度」などの理解も難しく、待つことも苦手です。
「いつもどおり」にこだわることはありません。少しくらいこだわってくれた方が、なにかとやりやすいのに・・・と思うことがあります。
興味が狭いとというこはありませんが、やりたくないことを渋々でもやらせるのは一苦労です。
2歳過ぎまでは、くるくる回っていることが好きでしたが、最近はずいぶん落ち着きました。

4.その他

睡眠障害・・・今だ、朝までぐっすり寝ることはありませんが、大分落ち着いてきました。1歳前までは、お風呂で2~3分居眠りをしただけで、夜中の2時、3時まで起きていることもありました。昼寝をすれば午前様・・・は当たり前の時期もありました。そのくせ、朝は早い・・・
そんな時期からすれば、今は天国です。昼寝は2歳半くらいからしなくなりましたが、ぐずぐずしながらも10時間程は寝てくれるようになりました。
感覚過敏・・・3歳ころまで、掃除機とドライヤーの音が苦手でよく泣いていましたが、現在は克服しました。
パニック&癇癪・・・コウはパニックを起こしたことはありません。(夜泣きで3時間泣き続けたということはありますが・・・)しかし、プチ癇癪は1日に数十回。これが一番疲れます・・・
偏食・・・1歳半までは何でも食べる子でしたが、2歳を過ぎる頃には、麺類しか食べないときもありました。現在は、料理法が限定しておりますが、なんとかバランスを保てるようになりました。3歳になりたての頃は、舌先に食べ物をちょんとつけて味見をするのか、その時点で拒否するものがほとんどでした。

* このコンテンツは、少しずつアップしていこうと思っております。なお、コウと同じ症状があったとしても、自閉的傾向及び自閉症かどうかはわかりません。あくまでもコウの場合ということでご了承ください。


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