テーマ:アニメあれこれ(26112)
カテゴリ:2010夏期アニメ
さて、今回もやって参りました。
今期アニメの総合評価のお時間です! って事は前期の総合評価記事から、もう約3か月も経つのか~ 時の経つのは時間の流れは、かくも早いものです(-_-) と雑談もそこそこにして、まずは評価基準の説明から。 各自100点満点で採点。 上から、点数の高い順で並べてあり そこにコメントを付けた形になっています。 ではスタート! ※点数の低い作品程、辛辣な評価をしているので その作品が好きな方はご注意を! RAINBOW 二舎六房の七人 点数:85 幸せを追い求め 七人の前科持ちの男達が繰り広げる 超骨太の感動ヒューマンストーリー。 視聴前は、ぶっちゃけ全く期待していなかった本作。 原作は途中まで読んでいたのですが、描写の凄惨さに途中で断念… アニメの方も、主人公のマリオに俳優兼監督の小栗旬が 声を当ててると聞き『あぁ…終わったな』と勝手に思っていたのですが 蓋を開けてみれば、今期No.1の座を射止めるまでの作品に!! マリオ達の夢と幸せを得るための 貪欲なまでの生への執着心や、仲間達との熱い友情に感動し 回を重ねるごとにRAINBOWの世界観に引き込まれていました。 懸念材料だった小栗旬の声も、まるで問題ナシ! 本業といっても差し支えないレベルの演技を見せてくれました。 RAINBOWと言えば、忘れてはいけないのが アンちゃん達を嬲る名悪役達でしょう! 特に途中退場とは言え、看守の石原のヒールっぷりには 何度やきもきされた事か(;´Д`) 最初は、自分の罪の証拠を握るアンちゃんの出所を阻むために 嫌がらせをし続けてきたものの、失敗を繰り返し その度に、アンちゃんの男としての大きさに気圧されていた石原。 しかし、そうして時が経ち出所が近づくにつれ 段々とアンちゃんに対する執着心が膨れ上がり、暴走。 出所を阻むだけだったはずなのに 『殺害』にまで思考が発展した後の石原は ヒロポンの効果もあり完全に狂人状態。 一人の男が狂っていく過程が こんなにも哀れで、恐ろしいものだと言う事を思い知らされましたね。 でも、こういった救いようのない悪役がいたからこそ それに抗う、アンちゃん達の生き様が光り 仲間達の結束が高まっていった事もまた事実。 RAINBOWにとって、石原達のような存在は まさに『必要悪』であったのだと強く思いますね。 このアニメ、素晴らしい作品だと思うのですが 舞台設定のせいか、どうしても過激な表現や 不条理な出来事が付きまといます。 ぱっと見も、陰鬱で地味な印象が先行してしまうため どう贔屓目に見ても、万人に受ける作品だとは言えません。 ですが、騙されたと思って一度は視聴して見て欲しい。 『けいおん』等の華やかな萌えアニメとは また違った一面が見られ、それに伴って得られるものも 沢山あるはず!(決して、けいおんを否定している訳ではありません) こうした良作が埋もれる事は、とても悲しいので ぜひとも、もっと多くの人が興味を持ってくれればと切に願います。 生徒会役員共 点数:80 ネタの過半数が、シモネタでありながらも 視聴者を飽きさせないバリエーションの多い ボケとツッコミが光っていた、優秀なギャグアニメ。 純粋な今期の作品(1クールモノ)としては 堂々のNo.1アニメでしょう! 原作者の氏家ト全さんの事は、他作品でシモネタ大好き作者 だという認識があったので このアニメもそんな感じの作品なんだろうなと ある程度の覚悟はして、初回の視聴に臨んだのですが 若干引いてしまう程のシモネタオンパレード&滑りまくりのギャグに 1話目にして黄色信号が点滅していました^^; しかし、3,4話辺りで作風やキャラにも馴染みが出てきて いつしかシモネタにも普通に笑えるようになってましたね。 ボケやツッコミのバリエーションが多いとは言っても 根本的な部分は、1話から変わっていないはずなので 変化したのは自分の感性なんでしょうね。 う~ん、慣れって怖い(-_-;) このアニメを語るうえで忘れてはいけないのが 主人公津田のツッコミでしょう! 一般的なツッコミと言えば、勢いよくボケを言葉で指摘したり 場合によってはハリセン等の小道具を用いて 相手を叩いたりして制したりと ボケと違って、行動が制限されがちで個性が出にくいものです。 しかし津田の場合、序盤はボソボソ口調でシュールに 中盤は相手を諭すように割とソフトに 終盤はそれまでと一転して、段々言葉や語気が荒く過激に。 と状況により変わる、変幻自在のツッコミを所持してるんですよね~ なので、多少ボケが単調でも飽きにくく 同時に妙な中毒性をも含んでいる気がしました。 実際自分は、中盤以降半分は津田の変化する ツッコミ目当てに見ていたようなものなので…^^; ギャグアニメには、優秀なツッコミが 必要不可欠なのだと、改めて思い知らされましたね。 とまあ、ツッコミについて語り過ぎた感はありますが最後に。 シモネタアニメが嫌いだからと、1話や2話で見限るには 勿体ない要素が沢山詰まった作品です。 ぜひ最終回まで見て SYDワールドに毒されて欲しいですね(゚∀゚) けいおん!! 点数:75点 2クールになっても、大安定の京アニクオリティで アニメ界を先導し続けた 言わずと知れた知名度No.1アニメ。 それなりに萌えられて、それなりに面白くて、それなりに泣けて それなりに共に青春を謳歌できる。 正直なところの自分のけいおんに対する評価って こんな感じなんですよねぇ。 『それなり』っていうのが、上から目線の 横柄なモノ言いに伝わってしまうかもしれませんが 決して、悪い意味ではないです。 実際、色々な要素が水準以上で纏まっていて 充分に良い作品だとは思っています。 ただネット上で、ベタ褒めされての神作認定評価を見かけると 首を傾げたくなってしまうんですよね(-_-;) そこで首を縦に触れない理由は、いくつかあって 一つは、序,中盤の中身のないエピソードの数々。 もう一つは、ありえない行動を数々起こしてきた唯の存在でしょうか。 まずは中身のないエピソードについて。 自分は、あずにゃん推しなのですが 序,中盤は感想書くにしても ほとんどがあずにゃんを愛でる文章でしか 文字を埋める事できませんでした。 自分の表現力不足もあるかもしれないが 視聴後に残るモノが『あずにゃん可愛かったなぁ~』 くらいしか浮かばなかったんですよね。 こう感じてしまうのは、自分があくまで『けいおん』を キャラ萌えアニメ以上には感じていない証なんでしょう。 もう一つは、異常な程の唯の池沼っぷり。 具体的な例を挙げると、中盤であったマラソン大会のエピソード。 皆と一緒に走っていたはずの唯が、突然いなくなった。 何か事故にでもあったのではないかと心配し、懸命に探す けいおん部のメンツとさわ子先生。 しかし当の本人は、そんな事を少しも考えず 膝を擦りむいたから、近所のお婆ちゃん家で治療してもらい その後は、ゆっくりティータイムときたもんだ! 自身や家族にならまだしも、他人に散々迷惑をかけて 反省の色が殆どなしですからね~ もう歳的には成人に近いというのに、これは酷すぎます(>_<) 終盤になってからは、これ程露骨に酷い行動はなくなりましたが 一度付いた悪いイメージを払拭するには至らず… 結果的に唯にはほとんど感情移入できなくなってしまい 敷いては、こうして作品のマイナス評価にも繋がる始末。 個人的には、主人公の人格を疑わざるを得ない 非常に残念なエピソードでした。 結構批判っぽく書いてしまい 他の人から見ると、かなりシビアな意見だと 思われるのかもしれませんが これが、自分がけいおんを神作と認定できない要因となっております。 とはいっても、終盤の学園祭や卒業式の回は 良いシーンが多く、中には感動させられたものもありました。 なんで、総じて75点という点数が妥当かな という結論に行き着きました。 点数の割に悪い点が、多くを占めましたが 良い所はけいおん26話記事、又は他ブログさんを見ていただければ 吐いて捨てるほど出てくると思うので ウチの総合評価コメントは こういった形で締め括らせて頂きますm(__)m その2へ続く にほんブログ村 良ければ、1ポチ( `・∀・´)ノヨロシクです お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010/10/11 03:33:15 PM
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