2011/03/25(金)12:15
夢喰いメリー 第11話 夢の守り人
「アンタみたいな気の合う器は初めて」
前回の時点では、二人は単に利害の一致から組んでいるだけであって
お互いへの興味はないのかと思ってたのだけど
会話を聞いている限り、意外にも相手を認め合い
妙な連帯感すらあるように見えるな。
まあ種族は違えど、ここまで性格が歪み切ったはみ出し者なんて
そうは居やしないだろうから、案外お互いに
自分を重ねて考えてるところなんかがあるのかもね(-_-)
「帰ろうとしたんです。何度も何度も…
だけど帰れなかった夢にどうしても」
この夢魔愛くるし過ぎるだろ(*´д`*)
見た目はFFの黒魔導師、つか9のビビ。声は甘々小萌ヴォイス。
この組み合わせ…こりゃある意味最強の夢魔かもしれん。
とりあえず、この夢魔パレイトはミストルティンの例の特殊能力により
無理矢理 勇魚に組み込まれたらしい。
今更だけど、殺す為だけにわざわざ幻界から呼び寄せるとか
やり方が外道にも程があるよなぁ。
エルクレスも似たようなもんだが
まだ相手に選択肢を与えてるという点では
マシってもんなのかもしれないね(´Д`)
「今日、橘の夢魔を殺る…
お前等の復讐、楽しみにしてるからな」
嗅ぎ回ってると分かってて、なんで千鶴を放置してるのかと思ったら
放っておいても大した事は出来ないと、単に余裕こいてるだけか。
あと敢えて言うなら、夢も希望も持ってない千鶴を襲っても
飯島的に旨味がないという理由もあるのかも。
とにかく、これだけ余裕かましてるなら
付け込む隙はありそうなもんだが果たして…
「弱いんだ」
今まで数々の夢魔を送り返してきたメリーなら
さすがのミストルティンも、手を焼く事間違いなし!
と思いきや、実際戦ってみたらまるで赤子同然。
まさに手も足も出ずに戦闘不能にさせられたメリー。
あの伝説のナス使いエンギにすら圧勝したメリーに対し
こんなにも圧倒的な差を見せつけるなんて
ミストルティンどんだけ強いのさ!(゚Д゚)
最強の夢魔、エルクレスと並び評されているのも伊達じゃないって訳か。
「勇魚は私が守る!
私の大切な友達だもの」
土壇場でようやく迷いを振り切り、勇魚を守る決意した千鶴。
でもこんな時でも、言動が淡々としているせいか
若干盛り上がりには欠けたかも。
一刻を争うピンチなんだから、せめて走って
ミストルティンの前に立ちはだかって欲しかったね。
ま、それは良いとしてこの後の飯島の
「知らない奴なら見殺しにしても、お友達だけはそうもいかないってか」
って言葉は、なんともえげつねぇよなぁ~(-"-;)
なまじ正論で、千鶴自身も気にしていた部分であっただけに
彼女の決意を揺るがすには、十分過ぎる言葉だったんじゃないかと。
人の夢をぶっ壊して快楽を得ているだけあって
こういう風な人の機微には敏感であると見える。
「な~んか飽きちゃった
次に来た時はみんな殺すから」
工エエェェ(´д`)ェェエエ工 そこで引くの!?
飯島も「テストが終わるまでは待ってやる」とか言ってたし
二人共、気まぐれにも程があるだろ…(=_=;)
千鶴に対してもそうだったけど
なんか『対策練って下さい』と言わんばかりの余裕過ぎる態度が
絶望的であるはずの現在の緊迫感を損なわせてる
気がするんだよなぁ。
それに強者の余裕もここまでくると、シナリオの都合で
キャラが動かされているかのようにも感じられて、かなり不自然。
一旦引くにしても、もうちょっと上手い理由を付けて欲しかった。
今回は、ラスボスとの戦闘もあり全体として見ると
盛り上がってるようにも思えるんだけど
上記の通り、緊迫感がどうにも足りてないから
いま一つ作品に乗り切れなかった。
これが、ストーリー展開なのかキャラなのか
はたまた演出のせいなのかは、はっきりはしないが
出来れば最終回に向けてもう一押し欲しい!
そんな風な事を強く感じた、久々の夢喰いメリーだった(´・ω・`)
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