虹郎の徒然日記α

2009/10/29(木)11:33

うしおととら

まぃ ふぇぃばりっと(´ω`*)(58)

今日はメンテ&コアラGVデー。 メンテか ペッ( ゚Д゚)、ヨンジュン オラは色々漫画を読みますが たいていは本屋に行って 表紙を見て『好きな画だなぁ』 ってところから購入します。 あとは、薦められて読んで 気に入ったら自分でも買うとか。 恋愛モノとかはあまり興味がないな。 心の中の深いトコに響く話が好きです。 以前に紹介した『蟲師』も大好きですが 藤田和日郎さんの漫画もとても好きですな。 ず~っと前に歯医者に通っていた頃、 読む本がないかなぁ・・・と 見てみるとなんか大きいトラみたいのと 男の子が表紙に書かれている本があった。 『うしおととら』かぁ。 妖怪退治の槍を持った中学生とトラみたいな でかぃ化け物が妖怪を退治する話で ごちゃごちゃに置いてある本の中から できるだけ順番に読みました。 なんか面白いなと思い、その時点で もう単行本が結構な数出ていたのだけど 1巻から少しずつ買い貯め、新しいのは出ると 買ってと全巻揃えたなぁ・・・ どんな話かというと お寺に住んでる中学生《蒼月潮》がある日 住職の父に蔵の中の書を虫干ししろと 言われて蔵に入ると、蔵の床に扉があった。 その扉を開け、地下に降りるとそこには 大きなトラのような化け物が槍に肩を射抜かれ 貼り付けになっていたのだ。 化け物は槍を抜いてくれたら なんでも望みを聞いてやるというが 化け物は凶暴で解き放してはいけないと 潮はそのまま放っていこうとする。 しかし外で幼馴染の悲鳴が・・・・ 化け物の妖気に他の雑魚妖怪が反応して 実体を現し人間に襲いかかってきたのだ。 幼馴染を助けてくれるかわりに槍を抜くが 化け物は潮を喰らって逃げようとする。 その時槍を持った潮の髪が伸び化け物は “自分を射抜いた奴と同じになった” 潮が振るう槍に敵わず、妖怪退治をするはめに。 妖怪は退治できたが、このキケンな化け物を 野放しにはできないと潮は化け物に 顔が似てるから“とら”と名付け 悪事を働けば退治しようと行動を 共にするようになる・・・ フツーの中学生が化け物退治の槍 “獣の槍”を手に入れてしまい おまけにヒトを食べ物としか考えない 凶暴な化け物のお目付け役まで しなきゃいけないはめになる。 なぜ潮が獣の槍を手にしたのか なぜとらは蔵に貼り付けにされていたのか このふたりの因縁は話の中で徐々に 明らかになっていくんだけど ただの妖怪退治だけじゃないお話なんですなぁ。 ヒトのために本気で涙を流せる 理不尽なことに本気で怒れる どんなに打ちのめされても ボロボロになっても『立ち向かえる』 強い心を持った登場人物達に 笑ったり泣いたり感動したり 全33巻感情移入しっぱなし 巻末のお笑いオマケに『クスクス』もありの 今読み返してみても『( ´ー`)フゥー...』と 満足のできる作品なのです。 たくさんの登場人物、それぞれが魅力的で 強大な敵に人間も化け物もみんなが 憎しみではなく、みんなを護りたいと 強い気持ちで向かって行く。 『みんな仲ようせなあかんよ』 『憎しみはなにも実らせない』 とてもいい言葉もたくさんあって 色々考えたり、感動したりしました(´・ω・`) 護るもがあって 共に戦える相手がいて 大きな敵にも立ち向かえる。  『うしおととら』(外伝もあり)の他に 『からくりサーカス』もとてもお勧めですので 興味のある方は単行本・文庫本(もあるのかな) などなどで一度ご覧あれ。

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