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虹郎の徒然日記α

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キャラ名の由来

2009年10月16日
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カテゴリ:キャラ名の由来
オラがRSで使ってるキャラの名前。
ご存知の方もいるでしょう。

ティマの『淡幽』
ネクロの『虹郎』
アチャの『いお』
プリトル『五百蔵廉子』

実は倉庫キャラにも使っているのですがね。


キャラ名はすべて『蟲師』(漆原友紀)という
漫画のキャラなんですなぁ。


およそ遠しとされしものー
見慣れた動植物とはまるで違うとおぼしきモノ達
それら異形の一群を
ヒトは古くから畏れを含み
いつしか総じて『蟲』と呼んだ


TVアニメや実写化もされているので
ご存知の方も多いでしょうが
蟲師の『ギンコ』と蟲に関わった人々との
あたたかくも哀しい切ない物語のオムニバス。


単行本全10巻の中より
それぞれのキャラを改めて紹介してみましょうかね。


淡幽:蟲師2巻『筆の海』より。  
   狩房家第四代筆記者。
   先祖が封じた禁種の蟲を右足に
   生まれた娘。
   蟲の話を筆記することで禁じ
   体内の蟲をわずかずつ封じる生活を
   送る中、ギンコと出会う。
   自分の運命から逃れられないと
   思って生きてきた彼女にとって
   自分の使命と蟲と人間の共存という
   希望を持てるようになる。
   
自分の生まれた境遇や身体(病気)を
嘆いて呪っていても何も変わらない。
希望という小さな種があれば人は
変われるんだと泣けたお話。



虹郎:蟲師第2巻『雨がくる虹が立つ』より。
   虹を捕まえて持ち帰るために旅を続ける男。
   ある日彼の父親が河原で奇妙な虹に触れる。
   それ以来雨が降るといてもたってもいられず
   『それ』を追いかけるようになってしまう。
   誰にも見えないその虹に反応していたのが
   赤子だった『虹郎』であった。
   虹に反応したために『虹郎』と名づけられた
   彼は虹を恋しがるために床に臥した父親に
   虹を見せてやりたいと旅をしていたのだ。
   旅の途中でギンコと出会い、『それ』は
   『虹蛇』という蟲だと知らされる。
   父に虹を見せたい。虹を追う父と虹郎と名づけられた
   自分を笑い続けた村の人間を虹を見せることで
   見返したい。そう彼はギンコに話すが
   本当は橋大工として不器用な自分、父を村を
   捨てたうしろめたさから当てもなく
   『虹を探し続ける』という旅を続ける・・・・
   『虹蛇』を目の当たりにした虹郎は
   その神々しさ、虹のように現れては消える虹蛇
   自分の手におえる相手じゃなかったと悟る。
   やがて西の国の暴れ川に立派な橋を作った男の
   話が。その後の彼の消息はわからない。


自分の名前が父の焦がれた虹からきているもので
橋大工として名工だった父、兄弟とは違い
出来の悪い自分。でもその憧れの父が
『俺の見たこの世で一番美しいものの名』を
自分につけてくれたことへの複雑な想い。
人にはそれぞれ生き方がある。
一所に留まって生活する人、虹のように
ただ流れるためだけに生じ、何からも干渉をうけず
影響だけを及ぼし去っていく。それも生き方。
深いなぁと感銘を受けた作品でした。



いお:蟲師第1巻『旅をする沼』より。
   ギンコが旅の途中、山々を超えて行くと
   その先々になぜか『沼』が存在する。
   その沼で沼のような『緑(あお)色の』
   髪の娘に出会う。娘の名は『いお』
   娘は地中へもぐってはまた地表に浮く
   その沼とともに旅をしているという。  
   娘は水禍の被害から村を救うために
   『水神の嫁』として川に生贄として
   放り込まれたところを『水蟲(すいこ)』
   をいう沼に形を変えた蟲に救われたのだ。
   沼は徐々に山から海へと移動し、やがて
   海に着いた水蟲は消えてしまうのだ。
   娘は水蟲と共に海に出て消えようと
   決意をしているはずなのに、嫁入りとして
   着せられた晴れ着を大事そうに着てギンコの
   前を去っていく。
   ギンコは海辺の村に住む知り合いの化野に
   話をし、地元の漁師と協力し山から流れてきた
   水蟲の中の『いお』を救い出す。
   海水の中で水蟲の抜けた彼女はもう水の中で
   生きられなくなったが、蟲が死んだ海で
   自分の力で生きていこうと決める。


一度は死んだはずの命。
でも生きていてもいいんだよと救ってくれた蟲。
諦めていた人間としての生活を蟲と人間の助けで
送れるようになったしあわせを実感する彼女。
ひとりだと思っていても、自分のために
たくさんの人や動物、植物、モノが関わっている
そんなことを改めて思い返せたお話でした。
ちなみにBISの『化野先生』も蟲師の化野から
きていますww



廉子:蟲師第1巻『緑の盃』より。
   山奥の一軒家にひとり住む男の子がいる。
   彼は利き手で字や絵を描くとそのものに
   『命が宿る』という『神の手』を持って
   生まれてしまったのだ。五百蔵しんらという。
   そのために、外界から遮断された山奥で
   祖母が亡くなった後も一人で住んでいた。
   ギンコがその家を訪ねると家の中に女の子の
   姿をした『蟲』を見つける。
   彼女は若い頃、『蟲の宴』に招かれる。
   いずれこの世に生まれる『神の手』もつ
   孫のお目付け役をしてもらうため彼女は
   蟲に招かれ、緑の盃で『光蟲(こうき)』
   という蟲を飲み、ひとでなくなるはずだった。
   しかし宴は途中で中断され、盃は半分に割れ
   彼女も『人の自分と蟲の自分』に分かれたまま
   人の自分が孫の成長を見守るのと同様、しんらには
   見えずとも、ずっと傍で見守り続けていたのだ。
   祖母が生きていると聞かされ、盃を左手で書くことで
   祖母はしんらに見えるようになるが、それは
   彼女を完全に蟲にしてしまうのだということに
   しんらは迷う。しかし廉子はしんらの傍にいて
   自分がしんらと会えるなら構わないと言う気持ちに
   答え、緑色の盃を描く。
   描かれた盃は実体化し、半分に割れる。
   廉子が持っていた半分の盃と合わせると
   光蟲が盃に溢れた。それを廉子が飲み
   しんらも同じように飲んだ。その途端
   当時の廉子の感情がしんらにも伝わり
   涙が溢れ、光蟲も同様に盃から溢れ出し
   あたりは緑色の苔に包まれる。


蟲師第1巻の一番最初に載っている作品。
おばあちゃんなのに、孫とおなじくらいの
かわいい女の子なのが微笑ましかった。
大切なもののために、蟲の世界に踏み込める
勇気。人と蟲とに別れてしまった時に
『ただただ
 盃が割れてしまったことが悲しくて仕方なかった』
なんだか心を置いたまま普通に生きていく自分と
もうひとり、いつまでも忘れられずにいる自分
そんな気がして泣けた作品でした。



全10巻の単行本の他、DVDも出ています。
好きな作品はたくさんありますが、またそのうち
紹介させていただくこともあるかもしれません。

興味を持った方、是非是非一度ご覧になってください。
あったかくて、悲しくて、切なくて、やさしい
そんな気持ちになるお話がいっぱいです。






最終更新日  2009年10月16日 10時49分41秒
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