035190 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

歴女の館 夢うさぎ塾・三館

歴女の館 夢うさぎ塾・三館

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
2008年12月23日
XML
カテゴリ:カテゴリ未分類
セビ

ソテロが宣教師に託した手紙を
津多に翻訳させて聞く伊達政宗。

日本渡航の便宜を図ってほしいとの依頼。
伊達政宗は、支倉使節団がローマで歓迎を受けたと知って喜び、
伊達軍兵士十二人を、マニラに派遣して、
ソテロを日本に迎えるように命じた。

オランダ海軍は、フィリッピン攻撃の拠点にするため
再び台湾を攻撃
占領した。

炎上する大阪城から救いだされた長宗我部阿古姫母子が、
仙台城に到着した。
涙ながらに、
淀君母子の最後の様子を聞くお種にくらべて、
津多は
ルイス・ソテロ救出のことで
頭がいっぱいである。

お種に、
忠次郎の面倒をみるように言われて、
切れた。

「なーんで、この忙しい時に、
私がぁ、戦災孤児の面倒なんかぁ、
見なきゃぁ、ならないのさぁ。」

忠次郎も、負けてはいない。 
「無礼者、触るなぁ。」
「何よ、私を、誰れだと思ってるのよ。」
美しい、何やらバタ臭い、
化物みたいに、
バテレン言葉をあやつる
おっかない、お姉さんだけど・・。
好きになった・・・かも。

ついに、ルイス・ソテロは、
マニラで捕縛されて、
日本人従者らとともに
薩摩に護送された。
伊達政宗は、ルイス・ソテロ助命を幕府に申し出た、

「陸奥殿は、キリシタンバテレンの
植民地政策というものを
甘く見ておられませんかなぁ。」

キリシタンに甘いと叱られた。

ルイス・ソテロ、薩摩で火刑。

ユダヤの血に悩みつつ、
異教徒の国日本を愛した
セビリアの貴公子
ルイス・ソテロの、心の中にある
本当の悲しみを知っているのは、
津多だけだった。

怒り悲しむ津多、
棒立ちで、ぼんやりと津多をながめる忠次郎。

伊達政宗の
伊達家生き残りをかけた
キリシタン弾圧がはじまり
多くの信者たちが、仏教に帰依した。

津多の底の深い悲しみは、

懸命に学んだ語学力をして

父政宗の、娘を見る
誇らしげな笑顔を、
得ることが出来ない
という、一点につきた。

政宗は、津多の命を守るため
船岡城主原田宗資との
婚礼を、急がせた。
相手の船岡城主は、
伊達家の重臣、
秀吉の
朝鮮出兵で横死した
原田左馬助宗時の遺児である。








お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2009年02月13日 14時57分46秒



© Rakuten Group, Inc.
X