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カテゴリ:生活
毎朝、川の堤防沿いの道を通って通勤している。
初冬から春先まで、川面にはたくさんのマガモが羽根を休めている光景が見られるが、徐々にその可愛らしいマガモの数が減ってきた。 もう、北の国へ向けて飛び立ったものがあるのだろう。 水田は透明から緑色の鏡に変わりつつある。 もうすぐ、ツバメが飛び交うようになるだろう。 一気に春めいて、今日は日中気温がぐんぐん上昇し、20℃を軽く超え汗ばむ陽気となった。 桜も一斉にほころび、紫のスミレがそこかしこ微笑んでいる。 白いたんぽぽが元気に精一杯花を広げていた。 夜、帰宅途中、こげ茶色の生き物が車の前を横切った。 猫にしてはずんぐりむっくりで、四肢は猫のようなしなやかさはなく、短く末梢が黒い。 尾は太く、棍棒状である。 タヌキ・・・である。 こんな民家のすぐ側まで、里山から降りてきている。 山の動物たちも、春になって活動を始めたか。 移ろい行く季節に遅れをとらぬように・・・と思うが少し気分がついていけない。 少し焦る。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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