|
カテゴリ:カテゴリ未分類
晴れのち曇り。日中はわりに暖か。夕方から寒気が流れ込んできたのか、灰色の雲が出始めたと思ったらあっという間に頭上を覆い尽くしてしまった。
風邪は佳境に。ティッシュペーパーとお友達状態。昨年の晩冬、やはり同じような風邪を引いたあと咳が長く残ってあげく肋間神経痛になったのだった。気を付けねば。今のところはまだ大丈夫、というかわりに軽い症状で治りそうな気もする。口当たりの良いひんやりしたものが食べたくなってヨーグルトをもとめるべくスーパーの乳製品コーナーへ。が、お目当てのプレーンヨーグルトの棚が(これまでいつもたっぷりあったのに)すっからかんになっていてびっくり。KTV「発掘!あるある大事典」(フジ系日曜夜9時放送)の3/7放送『花粉症』のせいであろう―過去最高視聴率だったらしい―。花粉症の症状を抑えるのにヨーグルトが効果的なのだそうだ。いやまあわたしも、その効果を試してみたいという心根もあったのだが。明治ブルガリアヨーグルトは安売りだったせいもあって本当に売り切れ。ナチュレは(好きな味なんだけど)高い値札が付いていたのでパス。小岩井農場のプレーンヨーグルトを買って、ブルーベリージャムを少し混ぜて食べる。まずまず美味しかった。 ▼読書 ●ピーター・ペッティンガー『ビル・エヴァンス―ジャズ・ピアニストの肖像』(相川京子訳、水声社、2000.1、ISBN4-89176-410-4)をぱらぱらと読んでいる。 白人ジャズ・ピアニストの最高峰、ビル・エヴァンス。多数の記録/証言で辿る、「生」と「死」と「音楽」の全貌!生い立ち、ジャズとの出会い、プロとしてのデビュー、マイルス・デイヴィスとの活動、伝説のファースト・トリオ、幾多のセッション、コンサート、多くのミュージシャンとの交流、ドラッグとの関わり、そして早すぎる死まで、その生涯と音楽の変遷を、克明に辿る。未公開写真、詳細ディスコグラフィー収録。(同書裏表紙より)。 エヴァンスがドラッグ常用者さらには中毒者となったのは1950年代、マイルス・デイヴィス・セクステッドに参加しマイルス・デイヴィスと共演しはじめてから、とある。著者ペッティンガーはクラシックのコンサート・ピアニストであり、各地の大学で教鞭を執るなどもし世界的に活躍されていた。専門家としての音楽的分析や解説―エヴァンスの作曲の理論の解説、奏法の説明などは冷静で非常に丁寧で、その点がいかにもエヴァンスの大ファンが書いた内容のこの本に深みを与えていると思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2002年03月10日 21時46分51秒
|
|