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カテゴリ:ミステリー(推理小説)
「ナミヤ雑貨店の奇蹟」 東野圭吾 角川文庫 680円
悪事を働いた3人が逃げ込んだ古い家。そこはかつて悩み相談を請け負っていた雑貨店だった。廃業しているはずの店内に、突然シャッターの郵便口から悩み相談の手紙が落ちてきた。時空を超えて過去から投函されたのか? 3人は戸惑いながらも当時の店主・浪矢雄治に代わって返事を書くが・・・・・・。次第に明らかになる雑貨店の秘密と、ある児童養護施設との関係。悩める人々を救ってきた雑貨店は、最後に再び奇蹟を起こせるか!?(表紙カバーより) 2021年1月、読破。 どうしてこの奇蹟が起こったのか、謎は謎のまま終わりますが、このストーリーの展開に引きつけられました。特にラストは秀逸。かつて迷っていた子犬からのレターを読んで、あの家に戻ることを決心した3人、そして彼等を励ますような店主・浪矢雄治の返事。これしかないと思えるラスト。胸が熱くなりました。 ナミヤ雑貨店の奇蹟 (角川文庫) [ 東野 圭吾 ] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021年01月25日 17時28分15秒
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