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2021年01月30日
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「祈りの幕が下りる時」 東野圭吾 講談社文庫 780円

明治座に幼馴染みの演出家を訪ねた女性が遺体で発見された。捜査を担当する松宮は近くで発見された焼死体との関連を疑い、その遺品に日本橋を囲む12の橋の名が書き込まれていることに加賀恭一郎は激しく動揺する。それは孤独死した彼の母に繋がっていた。シリーズ最大の謎が決着する。吉川英治文学賞受賞(表紙カバーより)

2021年1月、読破。

シリーズ第1作目「卒業」を読んだのが、30年前のことになります。当時は単発ものとして読みましたし、加賀恭一郎を主人公にシリーズ化されるなんて全く思っていませんでした。ただ、1作目から母親は蒸発したことになっており、著者としては、その時点で既に蒸発の原因などを設定してあってシリーズ化の構想はあったのでしょうか?
さて、本作品の内容ですが、ネタバレになりますので、ここでは書くことは控えますが、親子の絆は、切っても切れないものだと、ラストを読んで、熱いものがこみ上げてくるのを押えられませんでした。


祈りの幕が下りる時 (講談社文庫) [ 東野 圭吾 ]





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最終更新日  2021年01月30日 23時11分42秒
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