『冬期限定ボンボンショコラ事件』 米澤穂信
「冬期限定ボンボンショコラ事件」 米澤穂信 創元推理文庫 800円小市民を志す小鳩君はある日轢き逃げに遭い、病院に搬送された。目を覚ました彼は、朦朧としながら自分が右足の骨を折っていることを聞かせれる。翌日、手術後に警察の聴取を受け、昏々と眠る小鳩君の枕元には、同じく小市民を志す小佐内さんからの「犯人をゆるさない」というメッセージが残されていた。小佐内さんは、どうやら犯人捜しをしているらしい・・・・・・。冬の巻ついに刊行。(表紙カバーより)2024年6月、読破。前作から15年。待っただけのことはあります。シリーズ最高傑作だと思います。面白さに逆らって立ち止まり、あれやこれやと考えたつもりですが真相には程遠かったです。ラストは、優しくて、楽しくて、明るい気分にさせてくれます。この本、家の近くの書店で購入したものですが、なんとサイン本です。大事にしたいと思います。冬期限定ボンボンショコラ事件 (創元推理文庫) [ 米澤穂信 ]