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カテゴリ:楽天イーグルス
10・25 平成最後のドラフト会議が終了しました。
今回は個人的な雑感を少し書いていこうと思います。 1位には 大学No.1野手と呼び声の高い 辰巳 。 今シーズンは田中のブレイクがあったため見過ごされがちですが、外野陣は壊滅状態。 1割打者をスタメンで使わざるを得ない状況が続きました。 辰巳の加入により、島内・田中・辰巳のリーグ屈指の外野陣が完成します。 伸び悩んでいるオコエにのお尻にも火をつけて欲しいですね。 その反面、聖澤・枡田・フェルナンドは厳しいかもしれません。 2位には こちらも大学No.1捕手と呼び声の高い 太田。 足立の伸び悩み、若手捕手陣に目途が立っていない現状があり、 ここもいい指名だったのではないでしょうか。 U-23で活躍をしている堀内やフェニックスリーグで起用されている石原と 第2捕手を巡って激しい争いが起こることを期待しています。 ただ一部報道で肩のケガが報じられていました。 ことの真偽はわかりませんが、少し気になる所です。 4位 弓削 5位 佐藤 8位 鈴木は ともに左腕投手。 今シーズンは計算できる左が高梨しかおらず、結果70登板を強いてしまいました。 この状況が続けば数年のうちに潰れてしまいます(巨人の山口が悪い例です) 西宮・濱矢・森が不甲斐ないだけに弱点を埋めた良い指名でした。 結果 投手 4 捕手 1 外野 2 内野 1 (育成除く) の指名になりました。 埋められていない補強ポイントは二つあります。 右の長距離砲・・・内田・岩見の育成に力を注ぐ気持ちの現れでしょうか? 大物メジャーリーガーを獲得する社長の言葉もあります。 即戦力のショートセカンド・・・藤田の高齢化、茂木のコンバートも予定されており、 これらのポジションはスカスカの状態です。 西巻・山崎・村林・三好では荷が重い状態。 ましてや銀次は論外の守備力です。 ここを補強しなかったというのは、水面下で浅村選手の 獲得に目途が立っているということなのでしょうか? 個人的にはドラフト指名は即戦力補強ではなく3~5年先のチーム強化への投資だと 思っています。 外国人・トレード・FAこそがチーム力を押し上げることのできる本来の補強といえます。 弱いチームでは若手の伸びも鈍ってしまいます。 勝利の味を噛み締めながら、同時に育成も進めていく。 そんなチームを目指すにはドラフト後の動きこそが重要なのです。 (去年のオフはここを怠ったため、今シーズンの低迷につながったのでは?) 石井一久をGMに起用したのは即戦力補強を進めるための積極的な人事。 今後の彼の動きに要注目ですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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