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沙羅双樹

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2005年05月23日
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テーマ:戦争反対(1187)
カテゴリ:カテゴリ未分類
 1975年10月31日、訪米から帰った昭和天皇は日米記者クラブで、初の公式記者会見をしました。
 記者の「戦争責任についてどのようにお考えですか」という質問に対し、
「そういう言葉のアヤについては、私はそういう文学方面はあまり研究もしていないのでよくわかりませんから、そういう問題についてはお答えが出来かねます」
 と答えています。

 アジアで二千万人を超える人間を殺し、自国民にも多大なる犠牲を強いた軍国主義国家の最高責任者だった男の言葉がこれです。戦争責任を「言葉のアヤ」としたところに、幾千万の戦争犠牲者たちの命を軽んずる感覚を見ることができます。実に恥ずかしいことです。日本史上最大の責任から自分は逃れたい・自分だけは逃れるのが当然だというような傲慢さがうかがえます。何と恥知らずなことでしょう。詔書をクルクルと巻き、筒状にしてその中をのぞき「みえるぞみえるぞ」と言った(と言われている)大正天皇の奇行(の噂)の方が、まだまともに思えます。昭和天皇こそ、日本史上最大の無責任男です。

 日本人は、なぜ昭和天皇を裁かなかったのでしょう。明治憲法の「天皇は神聖にして侵すべからず」が国民の意識の中でずっと続いていたのでしょうか。
 いずれにせよ現代に生きる私たちは、昭和天皇のような人物に今後強権を与えたりしないように注意を払うべきだと思います。そのためにはまず、昭和天皇を断罪しなければなりません。





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最終更新日  2005年05月24日 02時16分09秒
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歴史は公正に   信楽提督 さん
>1975年10月31日、訪米から帰った昭和天皇は日米記者クラブで、初の公式記者会見をしました。
 記者の「戦争責任についてどのようにお考えですか」という質問に対し、
「そういう言葉のアヤについては、私はそういう文学方面はあまり研究もしていないのでよくわかりませんから、そういう問題についてはお答えが出来かねます」
 と答えています。

 とのことですが、では、興禅さんは同じ陛下の初訪米前の米国メディアからの取材で「自分は常に立憲君主制における天皇であろうとしてきた」と言った上で「ただ2回だけ226事件の時と終戦の時だけそれを破ってしまった」と言われている事もご存知ですよね。これについては如何お考えですか?

>戦争責任を「言葉のアヤ」としたところに、幾千万の戦争犠牲者たちの命を軽んずる感覚を見ることができます。

 戦争責任について陛下が何か言ってしまうと政治問題になってしまうため言えなかったため「言葉のあや」とされたという風にとるのが自然と思いますが如何でしょう?

>日本史上最大の責任から自分は逃れたい・自分だけは逃れるのが当然だというような傲慢さがうかがえます。何と恥知らずなことでしょう。

 では、前回も少し申しましたが陛下が8月14日の最後の御前会議で言われたお言葉はどう解釈すればよろしいのでしょうか?また、陛下がマッカーサー元帥に対して「この戦争の責任は朕独りにある。」と言われた上で、「どうか国民を救って欲しい」と言われた話はどう理解すればよろしいのでしょうか?後、つい最近見つかった陛下の謝罪詔勅原稿はどう理解すれば宜しいのでしょうか?
 私にはこれらの事実と興禅さんの主張の論理的な一致が分からないので是非ご教授願いたく思います。
(2005年05月24日 03時19分01秒)

続き   信楽提督 さん
>日本人は、なぜ昭和天皇を裁かなかったのでしょう。
 何故なら日本は当時から既に法治国家であったためです。法治国家では罪刑法定主義に基づき法律で犯罪とされていないものは裁く事は出来ません。

>そのためにはまず、昭和天皇を断罪しなければなりません。

 断罪するのはご自由ですが、まず、歴史はちゃんと公正に見てください。後、そもそも「戦争責任」の定義は何ですか?また、昭和天皇を断罪されるという事ですが、陛下は如何なる罪の構成要件を充たしておられるとお考えでしょうか?また、その場合、君主無答責との関係はどうされるおつもりでしょうか?是非、後学の為にお教え願いたく思います。 (2005年05月24日 03時19分16秒)

論点がずれているようです。   G.N. さん
天皇の戦争責任があるかという論議はあまり成り立たないですね。ヒロヒトに法的責任があるかという論議をここですると、法解釈論議になってしまって、核心からそれてしまいます。天皇主義者の方は「君主無答責」といって責任はないと言うでしょうし。(なぜ君主は「無答責」なのかいまいちわかりませんが)
 しかし道義的には(鳩くんなど)責任があることは認めているらしい。その道義的責任がある者が責任をとることもせず「そういう言葉のアヤについては、私はそういう文学方面はあまり研究もしていないのでよくわかりませんから、そういう問題についてはお答えが出来かねます」というなめた言葉を吐くと言うこと自体許されざる行為です。また、信楽さんのいうように、「自分は常に立憲君主制における天皇であろうとしてきた」と言った上で「ただ2回だけ226事件の時と終戦の時だけそれを破ってしまった」と、自分には責任はないんだとダダをこねる姿は醜悪としか言いようがないですね。だいたい、敗戦時に、天皇制を残してしまった人民の側にも責任はあると思います。その責務は現在の日本の人民にもかかってきていると思います。 (2005年05月28日 18時51分09秒)

GNさんへ   ピレネー山脈 さん
8月革命説を勉強しては、どうですか??
鳩さんがご紹介して頂いた憲法学者の
宮沢先生のご見解ですが。
それと現行憲法の制定に流れも知るべきと
思います。これも鳩さんが紹介してくれてますが。


無論、8月革命説で戦争責任があるか否かについて
論じる能力は私にはありませんが。。。

既にカキコしましたが、
私も鳩さんと同じで「同義的責任はある。」という
見解です。

(2005年05月28日 19時14分59秒)

Re:論点がずれているようです。(05/23)   むにゅう! さん
G.N.さん
>。(なぜ君主は「無答責」なのかいまいちわかりませんが)

そういう文学的修辞で誤魔化さずに、天皇制については何も知りません。とはっきり言えば良いのに(w

(2005年05月29日 09時47分40秒)

Re:論点がずれているようです。(05/23)   ナナシィ1190 さん
G.N.さん
>なぜ君主は「無答責」なのかいまいちわかりませんが

 それは、多くの場合、君主の地位が宗教的権威によって裏付けられているからです。「王権神授説」などを考えればわかると思いますが、要するに君主の王権というのは神によって授けられたものなので、君主に対する反抗=神への反逆、と言うことになります。
 更に細かく見れば、「君主の責任を問う=その君主に王権を授けた神の意思を疑う」という事にもなります。
 流石に神の権威に異を唱えるということは大変な事ですので、君主制の国が国民主権に移行するに当たって、多くの場合は君主を打倒するのではなく、形としては残しておき、憲法などで「君主は実際の政治には関わらない代わりに、その行動については責任を問われない」として、宗教的権威を傷つけないようにしたのが「君主無答責」という考え方の起こりです。
 ちなみに、君主を抹殺して国民が主権を握ったフランス革命では、キリスト教の否定も同時に行われています。
(2005年05月30日 12時24分42秒)

道義的責任は最低限あるという事です。   ピレネー山脈 さん
憲法による解釈で難しいのが、帝国憲法からの
改正によるという連続性が事実としてあります。

ただ鳩さんがご紹介してくれたポツダム宣言受諾に
よる帝国憲法の失効(8月革命説)論と意見が
別れます。

鳩さんの言う通り、8月革命説が憲法学で「通説」
であると、天皇は法律的(?)には責任があるでしょう。
ただ、帝国憲法を学んでも、学ばなくても
「道義的な責任はある」と当然あると思うのが、
普通でしょうね。
(2005年06月01日 22時28分40秒)

Re:昭和天皇の戦争責任=日本史上最大の無責任男(05/23)   ルミちゃん さん
日本記者クラブ記者会見
アメリカ訪問を終えて
中村康二(ザ・タイムズ):
天皇陛下のホワイトハウスにおける「私が深く悲しみとするあの不幸な戦争」というご発言がございましたが、このことは、陛下が、開戦を含めて、戦争そのものに対して責任を感じておられるという意味と解してよろしゅうございますか。
また陛下は、いわゆる戦争責任について、どのようにお考えになっておられますか、おうかがいいたします。
天皇陛下:
そういう言葉のアヤについては、私はそういう文学方面はあまり研究もしてないで、よくわかりませんから、そういう問題についてはお答えができかねます。
-------------------
普通の人間に、このような応答ができるでしょうか?.
本当に文学を知らないのであったら、相手が文学的表現に対して責任追求を行っている、その事が理解できないはずであり、このような答え方はできません.
昭和天皇は、公式な言葉において戦争責任を避けるために、常に具体的な言及を避け、文学的表現に徹してきた.だからこそ「私が深く悲しみとするあの不幸な戦争」と言う、文学的表現による言葉によって、戦争責任を追及されたとき、『知らないから、分らない、答えられない』と言ったのだと考えられます.
戦争責任を回避するために、文学的表現によって考えた言葉によって戦争責任を追及されたので、だからこそ、文学は知らないと言う答えになったのです. (2012年11月04日 11時07分00秒)

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