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沙羅双樹

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2005年06月28日
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テーマ:戦争反対(1010)
カテゴリ:政治
【以下、中沢啓治著「はだしのゲン自伝(教育史料出版会)」140頁より引用】
「一同、東向けー、東! 東京の皇居にいられる天皇陛下に向かって新年の挨拶! 一同最敬礼!」と号令がかかり、全校生徒が深々と頭を下げた。担任が「よしっ! と言うまで頭を上げたらいけんぞっ!」と注意してまわった。私は、この光景にあ然としたのだ。父が天皇制がいかに恐ろしいものかを説いていたことは聞かされていたし、天皇の命令で戦争をはじめ、その結果として原爆で焼きつくされ、多くの人間か殺され、いまも負傷してのたうちまわって呻いている被爆者が大勢いるというのに、まだ懲りずに天皇をありがたがり、宮城遙拝を生徒に押しつけて喜んでいるとは! 校長や教頭、地域のボスや父兄の、戦争に対する意識の低さに驚いた。私は、いまにも大声を出して「おどれらっ! どこまでバカなんだっ!」と怒鳴りたい気持ちを必死で押さえた。
【引用終わり】

 中沢氏がこれを経験したのは1947年(中沢氏、小学二年生)の正月ですが、これを「敗戦直後のことだから」と笑えない事情が未だに日本にはあります。天皇を無条件でありがたがり、靖国神社には「英霊」が祀られていると本気で信じている人々がいるからです。
「おどれらっ! どこまでバカなんだっ!」と私も思います。彼らの多くは、憲法を改定して再び軍隊をつくろうと考えています。天皇制や靖国神社のインチキが見抜けないのです。頭の中身は本質的に戦前と同じということです。何の進歩もありません。
 上記の本の中で中沢氏は「原爆投下の真下にいて、原爆の実態を嫌というほど知りつくした私は、自衛隊なんかなんの役にも立たないし、必要ないと確信している(206頁)」と述べています。長距離弾道弾による攻撃や核を含めたテロリズムに対して、現在の自衛隊では何の役にも立ちません。
 憲法を改定して軍隊をつくり、集団的自衛権の行使と称しアメリカに追従して外国に戦争をしかけていけば、必ずその報いを受けることになります。世界最強のアメリカ軍でもテロを完全に防ぐことができないのです。アメリカやその傀儡政党の言うがままにしていれば、再び日本人が戦渦に巻き込まれる可能性は高いと言わざるを得ません。イラクを無法にも侵略したアメリカは、その報いとしてテロリズムの影に脅えなければなりません。それと同じ立場にみすみす日本人が追いやられることはありません。
 大日本帝国の亡霊にとりつかれており、「天皇陛下」万歳な人たちは、どうか日本国国民である私たちの足を引っ張ることはしないで下さい。






最終更新日  2005年06月29日 02時48分35秒
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