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テーマ:サッカーあれこれ(20304)
カテゴリ:スポーツ
サッカーコーチの皆さん、そして保護者の皆様、こんにちは! 今回は、サッカーを始めたばかりの子どもたちにとって、 とっても大切な「守り方」についてお話したいと思います。 低学年のうちは、どうしてもボールに集まってしまう 「だんごサッカー」になりがちですよね。 でも、ちょっとした意識と練習で、 子どもたちは「守る」楽しさや大切さを 実感できるようになります。 なぜ「守り方」を教えるの? 「点を取る」ことに目が行きがちなサッカーですが、 「守る」ことは、失点を防ぐだけでなく、 ボールを奪い返すことで攻撃のチャンスを生み出す、 非常に重要なプレーです。 低学年のうちから守備の基本を身につけることで、 将来的に個人としてもチームとしても、 よりレベルアップできる基盤が作られます。 低学年向けの守備のポイント 低学年の子どもたちに守備を教える際は、難しく考えずに、 シンプルで楽しいアプローチを心がけることが大切です。 * 「ゴールを守る」という意識 「自分のゴールは、みんなで守る大切なもの」 という意識を芽生えさせましょう。 失点したらどんな気持ちになるかな? 守れたらどんなに嬉しいかな?と問いかけて、 共感させることが第一歩です。 * 相手との距離感 低学年の子どもたちは、ボールを持っている相手に対して、 どこまで近づいていいのか、 どのくらいの距離を保てばいいのかが分かりにくいものです。 * 「あと一歩!」 相手がボールを持ったら、 勇気を出してあと一歩近づくことを促します。 プレッシャーをかけることで、 相手はプレーしにくくなります。 * 「ベタベタしない!」 反対に、相手にピッタリくっつきすぎると、 簡単に抜かれてしまうこともあります。 少し距離を保つことで、相手の動きに対応しやすくなります。 コーチが立って、子どもたちに「このくらい!」と 距離感を視覚的に示すのも効果的です。 * ボールウォッチャーにならない! ボールばかり見てしまい、 自分のマークする相手を忘れてしまうことはよくあります。 * 「お友達はどこ?」 ボールを追いかけるだけでなく、 「自分がマークする相手はどこにいるかな?」と 周りを見るように促します。 * 「相手にゴールさせない!」 相手選手に自由にプレーさせない意識を 持つことが重要です。 * ポジションの意識(漠然とでOK!) 低学年のうちは、細かなポジションにこだわる 必要はありませんが、「前にボールを運ばれたら危ない!」 という感覚を少しずつ養うことが大切です。 * 「自分の場所に戻ろう!」 攻撃が終わったら、なんとなく自分の守るべきエリアに 戻る意識付けをします。 練習で楽しく守備を身につけよう! 具体的な練習では、競争要素を取り入れたり、 遊びの要素を加えたりすると、 子どもたちは積極的に取り組めます。 * 1対1の練習 相手からボールを奪い返す楽しさを知る良い機会です。 ボールを奪ったら勝ち!などシンプルなルールで。 * ボール運びゲーム 相手にボールを自由に運ばせないように、 みんなで協力してスペースを埋める練習。 * 鬼ごっこ形式の練習 ボールを持っている鬼に触られないように逃げる、 など、遊びの中で距離感やプレッシャーを感じさせる。 保護者の皆様へのお願い ご家庭でも、お子さんがサッカーについて話す機会があれば、 「今日は守備頑張ったね!」「ナイスディフェンス!」など、 守備を褒める言葉をたくさんかけてあげてください。 子どもたちは褒められることで、 守備へのモチベーションを高めていくはずです。 低学年のサッカーは、まずは「楽しい!」が一番です。 その中で、少しずつ守備の意識を育んでいくことで、 子どもたちはサッカーがもっと好きになり、 上達していくことでしょう。 これからも一緒に、
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最終更新日
2025.06.13 16:00:41
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