2008/06/25(水)15:29
『庭から昇ったロケット雲』
宇宙飛行の夢をあきらめない農夫と支える家族の愛の物語。
原題『The Astronaut Farmaer』(2007年アメリカ)
かつてNASAで働いていたチャーリーは、父親の急死で、
農場を受け継ぎ、農夫として働いていた。
しかし、宇宙飛行への夢を諦めきれず、納屋でロケットを作っている。
大量の燃料を発注したことで、FBIやCIAに危険人物として目をつけられる(テロ対策として)。
マスコミが殺到し、世間の注目を浴びる。
そんな時、銀行の融資がストップし、家族の生活に困難が生じてしまう。
●監督は、マイケル・ポーリッシュ
●チャーリー役は、ビリー・ボブ・ソーントン
●妻オーディ役は、ヴァージニア・マドセン
●オーディの父親役は、ブルース・ダーン
●息子シェパード役は、マックス・シェリオット
●FBIの偉い人役は、J・K・シモンズ
映画『庭から昇ったロケット雲』7月5日公開予定
~夢をあきらめないこと。父の背中が教えてくれた~
昨日(6月24日)の試写会で鑑賞(@よみうりホール)。
オープニング映像には驚く。
農場で、馬にまたがるのは、宇宙服を着た人が!
これ何?って感じ。
学校の中もこの格好で歩く~授業で宇宙の話をするためだが。
他人から変人扱いされようが、自分の夢に向う姿には心打たれる。
それにも増して、夫・父親の夢を応援する妻や子供たちの家族愛には大感動!
そしてまた、夫を支える妻が素晴らしいのなんの!!
黒いスーツ2人組が、FBIの監視として、農場にはりついているが、この二人はなかなか面白い。
要チェックの存在である。
ネタバレ
↓↓↓↓
結局は、無断でロケットを発射させ、成功するのだが…
NASAで「正体不明のロケットが発射」と表示されるやいなや、
NASAスタッフ皆が歓声をあげるところは、やはり皆感心があったのね!と思った。
FBIは、「ロケット発射」の情報を聞いても、マスコミには「ロケット発射はない」と
断固として事実否認を貫くし(笑)
↑↑↑↑
ネタバレ
ビリー・ボブ・ソーントンが真面目な役は久しぶりに見た。
最近コメディが多かったし。
息子シェパード役の、マックス・シェリオットは美少年。
どこかで見たことがあるのだが…
調べてみると、映画『ジャンパー』の主役のヘイデン君の少年時代を演じたのが彼らしい。
そういえば、ヘイデン君に似てる。
FBIの偉い人役のJ・K・シモンズは、最近見たばかり。
そういえば、映画『ジュノ』のお父さんを演じていたなぁ。
父親役より、このようなスーツのイメージが強い。
元同僚で、宇宙飛行経験がある軍(NASA?)の偉い人役で、ブルース・ウィリスが数シーン出ている。
映画『アルマゲドン』では、ブルース・ウィリスが宇宙に行き、ビリー・ボブ・ソーントンがNASAで指示していたなぁ。
映画『バンディッツ』でも共演しているし、仲良いのかな?
エンドロールに流れるエルトン・ジョンの「ロケットマン」は今作にピッタリ!
本編の最後のシーンのその後も描かれているので、見逃さないように。
途中から感動の嵐。
ミニタオル1枚が涙でじゅくじゅくになったくらい。
2枚以上は必要だったかも。
今年に入って半年だが、観た中で一番の作品。
これは、かなりオススメ♪
全国では9館、東京では日比谷シャンテとシネマート新宿の2館での上映。
もっと公開館を増やすべきだ!と久々に思った作品である。
【CD】オリジナル・サウンドトラック「庭から昇ったロケット雲」/サントラ
【DVD】アルマゲドン/ブルース・ウィリス
【DVD】バンディッツ〈特別編〉/ブルース・ウィリス
【DVD】ジャンパー <特別編>/ヘイデン・クリステンセン
映画『庭から昇ったロケット雲』7月5日公開予定
~夢をあきらめないこと。父の背中が教えてくれた~