半夏生(はんげしょう)
七月っていうと、文月・相月(あひづき)・七夕月・初秋・女郎花月(おみなえしづき)・七夜月(ななよつき)・秋初月(あきはづき)・文披月(ふみひろげづき)・ささはな月・めであい月なんていう別名があるんですよね。「半夏生」は、俳句の季語にもあり、七十二候の一つでもあります。夏至から数えて十一日目にあたる日のことで、新暦では7月2日頃になると聞きます。梅雨が明けて農家では田植えを終える目安とされていた時期なんですって。「半夏生」を略して「半夏」ともいいますが、仏教では旧4月16日から7月15日までの三か月、僧侶たちが一箇所に籠って修行をする「夏安居(げあんご)」という行事の期間の中日を「半夏」と言っているそうなんです。その「半夏」の前後は梅雨時の蒸し暑い日が続き、体調もすぐれず、疲労がたまってくる頃で梅雨末期の大雨も気になる時。(暦の上では少し違いがあるけど、今日この頃みたいな感じかなって思っていますv)・・・・身を慎む気持ちがこめられた特別な節目の日とか・・・仕事や家事に忙しい現代に生きる私たちもそっとこんな由来に言葉耳を傾けて、心静かに暮らす・・・一時をもち体と心を休めたいですよね~~~未だ少し憂鬱な天気が続くのかな???こんな時にこそ、心にゆとりを持つことが大切なのかなってふと思いました。