2011/05/20(金)10:34
リラの花咲く頃 昼寝を楽しむ
「リラの花の咲く頃♪」 なんて口ずさんで見る。
ふと、「あれ、宝塚の"すみれの花咲く頃"と間違えたかな?」
調べてみると何のことは無い、同じ曲。
リラとライラックが同じものだと知ったのは大人になってから。 庭師を入れずに放任してから、急に樹勢が付いた。そろそろ剪定しようかと思う。
ライラックはお気に入りで、より赤の濃い苗木を植えたが、まだ咲かない。 何事も無かったかのように鎮座している樹木と家。この二ヶ月の間に二度も内部がめちゃくちゃになったなんて想像もつかない。 「4月から全然休んでいないんですよ」 と内装の職人さんが言う。
こんな人ばかりなのに 「がんばって」 とか 「一人じゃない」 なんて遠くで言っているのは、ちょっと違和感が残る。私も疲れている。自営業の特権で午睡をした。
気温20度、湿度60%、えも言われぬ心地よさ。
自分のしあわせな思い出の中に、この感覚が残っている。
薫風に包まれた子供の頃の信州松本か、ブルーグラスが萌えていたケンタッキーのホテルか。なんて考えながら小一時間惰眠を貪った。