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2021/08/28(土)09:11

見たかったふるさと対決 東北学院 vs 松商学園

​​ 宮城県から甲子園へとなると仙台育英か東北高校の常連がほぼ独占し、甲子園で勝てなければ面白くもなんともない。ところが今年はその二校を抑え、なんと東北学院高校が甲子園へ行ってしまった。  東北学院と言えば進学校であり、イメージとしてはお坊ちゃま学校。甲子園とは対極にいるような学校が甲子園に行ったのだから、俄然面白くなってきた。しかし一回戦の相手は愛工大名電、勝利を信じていた人はおそらく1%も居なかったと思う。ボロ負けせず、甲子園の良い思い出を作って来てほしいと願う程度だった。  ところが、女神さまがほほ笑んだのかどうかは知らないが勝ってしまった。石を投げれば東北学院(大学含む)関係者に当たると言われる仙台の事、盛り上がらないはずがない。私も学院卒業の友人にはお祝いのメールを送り、喜びを分かち合った。  二回戦の相手は長野県代表松本の松商学園。仙台が生まれたふるさとなら、松本は育ったふるさと。どっちを応援するかと言えば、それは今住んでいる方を優先。 これは楽しいことになって来たぞと思った矢先、学院にコロナ感染者が出て、出場は可能だったようだが学校判断で二回戦以降辞退となってしまった。過去に仙台育英対松商学園という対戦はあったが、学院対松商というカードは二度と無いであろう。まったくもって残念極まる。  考えてみると学院と松商は似たようなところもある。どちらも私立としては地区で一番の名門、卒業生は地域の商店を担っている(たぶん)。松商学園はTVドラマ「白線流し」の舞台になり、東北学院の方はと言うと・・・・周防正行監督の「シコふんじゃった」に登場する北東学院大学は、東北学院大学相撲部がモデルであることは明らか。  強面の悪役でも、立教、慶応、日本医科大と同リーグだから、日大、近大、農大などと並ぶような強豪とは言えない。 学院大相撲部出身の知人がいた。小柄で私でも投げられそうな体格ながら、実に機敏でアグレッシブな男だった。  学院高校の試合辞退には賛否両論があり、選手たちの責任を問うのは酷だと思う。明らかにコロナとその蔓延を防止できなかった社会が悪いので、非常に残念なことではあるが、後遺症が残ろないことを切に願う。こうなった以上松商学園を贔屓にするかな。​​

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