2022/04/28(木)22:11
菜の花:野沢菜とセイヨウカラシナ
昨秋、野沢菜を栽培し野沢菜漬けにしてまぁまぁ楽しめた。
収穫しきれなかった菜や、根だけ残った株が越冬し春の訪れと共に成長が始まった。
夏に種を蒔いたものは葉が成長したのに、春目覚めたものは茎が成長する。面白いものだと思う。
生ごみを捨てているコンポスト傍の株はどんどん成長し、1.5m程になった。
庭(畑ではなく庭で育てている)も場所によって栄養状態に大きな差があり、小さいものは0.5mにもならない。
4月中旬から花が咲き始めた。アブラナ科アブラナ属なのだから立派な菜の花。
「菜の花畑に 入日薄れ~♬」朧月夜のメロディを口ずさんでしまう。
作詞者高野辰之の生誕地が信州と言う事で、「朧月夜」の菜の花は野沢菜ではないかと言う説に同意したくなる。
我家が菜の花に覆われ、それが野沢菜だったら楽しい。
我家の隣接地、河川の管理用道路にはいつの頃からか菜の花に覆われるようになった。これはセイヨウカラシナという外来種。在来種を席巻しているようだ。生食してみると、ちょっと辛くマスタードの味。
セイヨウカラシナの葉はH型をしているから同定は簡単、と物の本に書いてあったが野沢菜もH形。ほぼ相似形で野沢菜の方が二回り大きな花だ。
ソメイヨシノの花が終わり、我が家の周りはツツジと菜の花で花盛り。黄色い花を見ていると、何だか幸せになる。
幸せの黄色い庭
管理用道路を覆うセイヨウカラシナ その上は八重桜 普賢象
左 セイヨウカラシナ、右 野沢菜 花がH型をしていることを納得していただけただろうか