2006/07/18(火)23:27
THE BEST OF BOTH WORLDS
昨日も紹介したこの作品…VAN HALENの新曲『IT'S ABOUT TIME』『UP FOR BREAKFAST』『LEARNING TO SEE』の3曲収録されてまして…それぞれの感想です。
IT'S ABOUT TIME
これを初めて聴いたのはネット上でして…リアルプレイヤーは非常に音悪いのであまり気にならなかったのですが、いざCD買って聴いてみるとまず思ったのがエディのギターが過去のどれよりも歪んでいると思ったわさ!
んでもって彼らお得意の“表と思わせて実は裏”で入っているイントロ。非常に重く(おそらくD-TUNE)シンプルに聴こえるがそんなに単純ではないのが彼ららしい。
サミーのヴォーカルも懐かしさと言うより何故か何かの続きの様に聴こえた。
それでも昔の『DREAMS』や『RIGHT NOW』などの名曲ほど響く曲じゃなくて前作『VAN HALEN III』の『WITHOUT YOU』をより重厚にした感じ。
まぁ~とにかくカッコエェのでバンドで挑戦します!
UP FOR BREAKFAST
曲の始まりが『WHY CAN'T THIS BE LOVE』のシンセみたいなドコドコ…って感じでその直後に入ってくるギターリフの頭が『FIRE IN THE HOLE』みたいな…
あまりこの曲は好きになれないかも…。
LEARNING TO SEE
重い…最初のクリーントーンのボリューム奏法とワーミングを駆使した様な後のギターリフが重いです。彼らにしちゃぁ…。
これもD-TUNEなのかなぁ。
そのあとは再びクリーントーンになりボーカル入り。
感じとしてはクリーントーンが挟まるものの『DON'T TELL ME』の様な嘆きとか悲しみとかを怒りで表現している様なメロディアスな曲でこういったまどろっこしいのは好きだったりするんだな。うん。『HUMANS BEING』とかもね。
上記の3曲以外にもサミーがヴォーカルをとった『AIN'T TALKIN' ABOUT LOVE』『PANAMA』『JUMP』のライヴ・バージョンもあり非常に内容は濃いと思う。特に初心者の方にはお勧めね。贅沢です。
全体的にもデイヴ時代・サミー時代の曲が交互に並んでる感じで、それでも違和感無く聴ける良品です。
個人的にはゲイリー時代の曲も1曲でいいから入れて欲しかった気もするが…厳しいか。
兎に角早く来日して欲しいもんです。ハイ。