小机歯科医院 研修会備忘録

2010/02/07(日)10:48

17日の日記

歯内療法(3)

1月17日(日) 場所 本蓮沼 GC東京支店 何とかホール 講師 石○先生 ○澤先生 澤○先生 ○久保先生 テーマ エンドの話。 今日は、GCセミナー。自費でエンドをやっている先生方のお話。都営三田線な んて殆ど乗った事の無い地下鉄に乗って、本蓮沼へ。 GCの東京支店。かなり 立派。びっくりしました。 石○先生。 ペンシルバニア大学でのお話。 根切した部分には、コンポジットで封鎖する場合もある。 MTAは接着性はない。 日本では8千円の根管治療が、米国では18万円~25万円 ○沢先生。 MTAで逆根充をしている。 根先が破壊していると40%の成功率 破折線はどこにでもできる。 外科処置は絶対に必要。(外科的歯内治療) 外科処置で、皮質骨が残っていれば、窓あけは4ミリ程度にする。 ワーファリン服用者は皮下出血しやすい。 病巣の中の歯の根先を残すなら、壊死セメント質の中に細菌が残っているので、 ソウハやルートプレーにんぐが必要。 CTで見て、上顎洞粘膜と根先病巣がつながって見えるような場合は、上顎洞粘 膜まではソウハしない。根先の肉芽だけにしておく。(私が考えるに、CTには 写らない骨が存在しており、炎症が無くなると、そこから骨が再生するのでは) 澤○先生 開かない根管は、少ない。器具の限界を超えている場合がある。 リーマーダコなんてできるはずがない。(同感) とても通常の根治でダメな時は外科を選択。 7番は外科は無理。 現在ではCTは必要な場合が多い。開かない根管。根充の時期の判断。診断がつ かず、治療方針が決まらない場合。 オーバーインストルメントがダメとも言えない。 根管壁のGPを撮るのはKファイルを曲げてひっぱりだす。(でも、なかなかと れない) 痛みは記憶される。よって、早く取り除いてあげないと、痛みの原因が無くなっ ても痛を訴える。 ○久保先生 超音波は必須。 テーパーの強いポストは外しやすい。 ダイヤモンドのついた超音波チップはエンドモードで使用する 湾曲した根の破折ファイルは除去できない。 穿孔にはMTA しかし接着性はない。 根治がダメなら、外科に切り替える必要があると説明しておく。 MTAは3~4ミリの厚みが必要。 見落としの根管は超音波チップでさがす。 残根の場合は矯正用のバンドをつけてラバーをかける。 ディスカッション 培養はあやしい。全員がやっていない。マイナスにならない。 あと、打診痛なんていうのも気にしていない。根管がきれいになったら、充填す るのみ。細菌を封じ込める考えもあるようだ。あと、根管貼薬は全員が水酸化カルシウムと言っていたがこれは本当だろうかと思った。 感想。時間をかけて、費用をしっかり頂けば、決して難しい治療ではない。でも、 健康保険では欧米の18分の1の治療費では、ここまでできないでしょう。困っ たもんだ。 5時に終了。

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