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カテゴリ:歯周病
2010年12月12日
上野 ヨシダ 3階研修室 講師 明海大学教授 申 キケツ 先生 インプラントを含めた種々の歯周病患者の機能回復法 ペリオの患者さんは、頬側骨が吸収しているので、狭いリッジの骨になる。それを放置しておくと、舌側骨が吸収して、歯槽堤が低い骨になる。 インプラント周囲にプラークが停滞するとインプラント周囲組織の破壊が起こるのは当たり前。1992 リンで1992 エリクソン その状態に外傷性の咬合力が働くと もっと骨が吸収する プラークに対する抵抗性は天然歯と比較して低い 1992 リンデ 歯周病患者の残存歯がインプラントへの歯周病原細菌の感染源になる。 インプラントは結合組織とは結合していない。接しているだけ。つまりこれが弱点。感染しやすい。よって、インプラントの周囲にはプラークが侵入しにくい様な角化歯肉の存在が必要と示唆される。なるべくインプラント周囲粘膜炎にならないようにするのが大事。 インプラント周囲粘膜炎にならないようにいつも衛生士が見ておく必要がある。 一番新しい文献では28から56%と言われている。 ジィッツマン2008年 ■ 喫煙、糖尿病、歯周炎 患者に 埋入したインプラントの治療効果を検討 2回法の方が予後が良い。 メンテナンスが大事 歯周病患者の方が予後が良くない。 ■ インプラントと上部構造との比は1以上が良い。 ◯ 先生はインプラントの咬合調整はやや低めにしている。 グッと咬んで天然歯と同じ 程度に当たる様に調整している ◯ ブラキサーの診断はナイトガードの咬面をよく観察する必要がある。 ◯ インプラントの中心部しかあまり咬合しないように、歯周病患者には注意する ■ インプラント患者は特にポケットが増加するのには注意が必要と再確認 ◯ 今はインプラントの周囲には厚い角化歯肉を作る。エアーを吹きかけてペロッとめく れない様にする。 ■ ヨーロッパでは角化歯肉がなくてもプラークコントロールが良ければ良いと言ってい る。 ■ インプラント周囲の幅の広い角化粘膜(2ミリ以上)は術後の骨の吸収を抑制する 2008年 お昼休み 千原先生、藤田先生と近所にご飯。夜は居酒屋の月の○で食べた。トンカツを頼んだが、滅茶苦茶不味かった。今年食べたもので一番不味かった。!!なんと、脂身のトンカツ。 インプラントのメンテナンス ◯ 現在は、インプラント周囲へのプロービングはするのがスタンダード。ただし、プラ プラスティックプローブが良い。 ◯ インプラント周囲歯肉を触った時の、歯肉の感じをメンテナンス時に見る。年に一度 はレントゲン検査をする。 ◯ インプラントの周囲骨が減るのは、頬側は最初。 ◯ 咬合検査は、インプラントのメンテナンスでは毎回必要。 ◯ インプラント周囲の粘膜を指で圧迫して、出血か、はいのうするかを見るのも良い。 ◯ インプラント周囲のポケットが6ミリで、レントゲンで3ミリ以上の骨吸収があると 不確実ながら、外科療法をする事がある。 ◯ プラスチックの超音波チップがある。それで、インプラント周囲をイリゲーションす る。 ■ インプラント周囲炎に何が最も有効であるというエビデンスはない。 辰巳助教授 ◯ 粘膜の被圧縮量 健康な歯20mμ インプラントはその4分の一 柔らかい顎堤は2ミリも沈む 固い口蓋で 0.2ミリ 普通の歯に比べて、柔らかい粘膜は100倍沈む。 ◯ Rehmの図 ◯ コーヌスクローネの話 今時、コーヌスは、、、、、。 インプラント周囲炎 局所塗布 クロルへヘキジン 0.1から0.2%を使わないと効果がない。 しかし、日本薬局方だと0.01%となっている。 ペリオンクリン等も良い。 天然歯の周囲でインプラントを囲むなら良いとの事。 ボールアタッチメントでパーシャルデンチャーを留めるのは良い。 弱酸性水でのインプラント周囲を洗うのも悪くはないが、目的外使用になってしまう。 ポケットの中にメチレンブルーをいれてそこに、レーザーを当ててフリーラジカルを 発生させる方法がある ウェブレングスと言う会社がやっている。 あまり効果があるとは思えない。 メリットは、耐性が出来にくい。 どちらにしても、しっかり歯石を取る必要があると思う。 17時にサフィスとケートをもらって帰りました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010.12.19 07:02:23
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