MY LEGEND DIARY

2017/08/24(木)23:28

第1679回 往年の蒙古怪人!

アキバから新大久保へ・・・ 目的地は、先月行きそびれたキラー・カーンさんのお店。 店を覗いてみると、レジにスキンヘッドのドデカい老人が座ってる。 これがカーンさん(本名・小沢正志)だ。 当時のWWF(現WWE)で"人間山脈”アンドレ・ザ・ジャイアントと激闘を展開し、 "アルバトロス殺法”と称されるフライングニードロップで脚を折ったトップヒールとして君臨。 TAKAみちのく、TAJIRI、最近では中邑真輔が活躍する中、 日本人で最初に大成功した、まさにレジェンド・レスラー。 しかし、30年前に突然現役を引退。 その"真実”が著書に記されていた。 長州 力をリーダーとする"維新軍”は当時絶大な人気。 しかし、新日本を一方的に飛び出した彼等を受け入れ、お世話になった馬場さんを公然と裏切り、 水面下で猪木さんと復帰を画策していた長州への怒り&業界不信。 これが全てだと。 フロリダの筋骨隆々ミュージシャンであるテリー・ボレアにカーン氏はプロレス転向を勧めた。 その彼は“ハルク・ホーガン”としてWWFの絶対王者として君臨する。 新日本参戦時もお世話になった“大恩人”が40歳で突然の引退に、彼は控室を訪れて最後まで説得。 ビンス・マクマホンも熱心に慰留したが、最終的に気持ちは変わらなかった。 長州は後に弟子である佐々木健介とも金銭トラブルを起こすが、今も平然と試合してる。 表面的には"革命戦士”として一時代を築くも、、裏ではとんでもない人間だと判ってガッカリ 昔は会場入りする時、全く近寄れない位に殺気立っていた。 しかし今は細木数子にボロクソ言われても言い返さず、ザコ芸人のバカバカしいモノマネにも全く怒らない。 ずいぶん情けない人になってしまった・・・ 言い方は悪いが、彼は本名を「郭 光雄」という在日韓国人。 日本帰化してるけど、カネ&権力に対する異常な執着は"独裁者”だった現場監督時代から変わらない。 そして"プロレスは八百長”を公言しながら、 ド素人の有名人をリングに上げた「ハッスル」でピエロ役を演じた高田延彦にも痛烈な苦言を吐いている。 閑話休題 引退したカーンさんは、その後プロレスと殆ど関わっていない。 (天龍さんがSWSを旗揚げした際に復帰を打診するも固辞) 元力士で元から料理好きであり、ミスター高橋もベタ褒めする位、ちゃんこは美味だという。 そんなお店には尾崎 豊氏が常連で来てたらしく、写真が飾ってある。 尾崎氏はここのカレーを絶賛してたという。 話を聞きつけた"尾崎信者”も沢山やってきた。 それにあやかって食べたかったけど"完売” ここでガッツリいきたかったけど、エビスコも行きたいんで生中&唐揚げのみ。 さて、お勘定する際、初めてカーンさんと対面。 御年71歳で、テレビで観てたあの恐ろしい形相はすっかり影を潜めてるけど、迫力はある。 190近い自分よりもデカい そして未だに分厚い身体&掌は こんな手で殴られたら・・・ "雨降ってるけど大丈夫!?” 最後まで気遣ってくれたカーンさん。ご馳走様でした http://www.yomiuri.co.jp/life/special/prowres/20150603-OYT8T50199.html この日最後の目的地・歌舞伎町に移動。 革新的スタイルで人気なインディー団体の雄・DDTが運営する「エビスコ酒場」は東京に来るといつも寄る。 団体の元無差別級チャンピオンの店長・KUDO選手を筆頭に、スタッフは全員が所属選手。 バンダナ填めて、作務衣着てるとプロレスラーには全く見えない。 DDTはお笑い系選手が多いけど飯伏幸太&ケニー・オメガ、坂口憲二のお兄さんを輩出するなど、 ハードヒット系のストライカーも結構居る。 "飯伏と大親友”という伊橋さんの創作料理はどれも美味しい。 ホルモンのガーリックソテー。 タレ焼き豚バラ丼。 全く見ず知らずのオッサンと意気投合して2時間近くプロレス談義 常宿にチェックインして、大満足な1日はやっと終わった。

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