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午後にはヴォイトレ歌の会が国立である。間に合うように車で向かった。この会は平均年齢80歳前後の大学OB会地域支部が毎月開催。クラシックのプロ声楽家N先生が指導してくださる。一般的またクラシック方式での発声指導などはお手の物で、その的確さにはほとほと感心する。
ここでのレパートリーの広さはいつも特筆ものなのだが、今日の練習曲目は、エーデルワイス、学生街の喫茶店、潮来傘、そしてメンデルスゾーンのおおひばり、というハチャメチャさ。それぞれ指導のビフォア・アフター対比では確かに進歩が著しいが、中でも演歌に関しては実に面白かった。 橋幸夫で知られる潮来笠で実践して見せてくれたのだが、私が過去経験値として認識している一般的な項目(こぶしとか唸り)ではなく、口の中の舌の位置などから説明してくれるのだ。それがいかにも演歌っぽく聞こえるから不思議である。連添いも含めて皆、顔がほころびっ放しだった。 今日の参加者は19名、コロナ禍以前の盛況ぶりを取り戻しつつある。皆、発声を愉しんでいる。だから、事後の茶話会での表情もご覧のようにとても明るく、いかにも健康によさそうなのだ。夫人が脳梗塞で倒れて一時期重体だったOさんも夫妻で元気な姿を見せてくれた。 私が過去接した歌の会・ヴォイトレの会は4つ。これと、近くの教会でのプロの指導による讃美歌、多摩ニュータウンの教会によるフィードバックが特色の讃美の集い、そしてジムでのヴォイトレの会である。最後のは事情で不参加となってかなり日が経っているが、どれもアンチエージングに有効だと感じる。 人間、声を出したり大声で唄うということは普段なかなかできない行為である。引続きできるだけ参加して元気な老後にしていきたい、またできる、そう確信した今日であった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
July 28, 2023 10:08:11 PM
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