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朝7時の新幹線で名古屋に来ている。午後から明日にかけてのMITセミナーのためである。場所は主要スタッフの一人T先生の大学。名古屋城近くの一等地に壮大なキャンパス。大したものである。ここを貸し切り状態で約30名が集って研修に励む。私の役割は、今日は会計という所か。
それにしても、連添いが常々こぼしているが、名古屋という街は身障者に優しくない。地下街も地下鉄も階段ばかりが多く、エスカレータは上りのみなのに代替エレベータが全然ない。重い荷物を持ってみると判るが、長い階段を下るのも大変なのだ。 荷物を事前に預けるために宿泊予定のホテルに寄ったのだが、連添いを駅そばのロッテリアに残して私だけで往復。暑いし疲れるしで結局私も午前中をそこで過ごしてしまった。かき氷をこの夏初めて食したが、氷が粗削りでなかなか溶けない。黒蜜宇治抹茶がおいしかった。 私は基本的に連添いの介助で、黒子として傍らで管を巻いていればいい立場なのだが、今日は大変な役目ができてしまった。研修生の受講料に対して領収書を作成するのだ。今日は土曜日だし、T先生の研究室は別のキャンパスだから事務方の支援も得られない。 印鑑は持参したから作成はできる。だが手元のPCで様式は作ったものの、それをプリントアウトする術がない。懇親会を終えて時々稲妻が走り雨が降る中帰宅したが、それからもうひと働きする羽目に陥った。ホテルにビジネス用コーナーを期待したが今回の場所にはない。 そんな時に頼れるのがコンビニ。コピー以外の用途は未知数なもののワードファイルを入れたUSBメモリを手にして出かけ、試みてみた。幸い繁華街なのでコンビニはいくつもある。 まずは手近なヤマザキ。だが、ワードファイルの読み込みができない。店員に聞いてみてもノンジャパさんのバイトのようで要領を得ない。 絶望に陥りながら次はファミマに。ここでは読み込んでくれて、プリントアウトができ、それを人数分コピーして何とか見通しがついた。しかし100均ショップならあるはずの朱肉がコンビニでは売られていない。頼み込んだらホテルのフロントで貸してもらえて事なきを得た。 実はファミマで一仕事終えた後、不覚にも釣銭を忘れてしまった。すぐ気が付いて取って返したのだが、途中で私の後に操作を始めたお兄ちゃんと出くわした。釣銭を手に追いかけてきてくれたようである。流石ここはニッポン、置き忘れた財布が返る国、と改めて実感。 名古屋は、設備は不親切だが人は好い、少し見直してホテルに戻ることができたのであった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
August 27, 2023 07:34:07 AM
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