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自慢ではないが、私は餃子を皮から作ったことは絶えてない。小さい頃には母が薄皮に具をのせてその端を締めることがあり、手伝ったことはあるが、自分の意思ではしたことがない。もうすっかり既製品で間に合ってしまういい世の中になってきた。
我が家でお気に入りは「羽根つき餃子」。数も12個と二人で食べるにはちょうどいいし、羽根が何とも香ばしくておいしいのだ。スーパーでは味の素と王将の2種類が置いてあるが、やはり王将のものの方が香ばしさが違うように思えて、一時期浮気したものの今では専ら操を保っている。 ところが最近うまく行かない。ダイヤモンドコートのフライパンだから本来くっつかないはずなのだが、焼きあがってから皿を載せて裏返しても以前のようにスムーズに離れてくれない。ヘラでこそぎ取ると形が崩れてしまうのである。 以前との違いは一つだけ、フライパンが深型になったのだ。先日法事のお返しに頂いたカタログブックで選んだ。それ自体はかき混ぜても中身がこぼれることがなく、重宝している。羽根つき餃子だけ相性が悪いのだ。 一度卵焼きを作るのに活用している旭金属工業のスペースパンでやってみた。これも全然焦げ付かないのだ。ただこれは大きさが小さいので12個のうち10個だけを並べて焼いてみた。しかしこれもやはりこそぎ落とさなければ剥がれない。でき上りが実に格好いいのだがそうなってくれない。 少し調べた。次回は油をひいてみようと思う。また、焼き加減を中火という指定なのだが、それは炎の先が辛うじてフライパンの底に着く程度、という定義を今日知った。試してみようと思う。 連添いの発症以来基本的に三食私が作ってはいるが、料理道に精進しようなどとは思いもよらない。可ほどに便利になった世の中、利用しない手はない。これからも食品メーカーの創意工夫を有難く利用させてもらうつもりである。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
September 18, 2023 11:46:49 PM
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