TSUREDURE

2023/10/22(日)20:59

教会リトリート

礼拝に引続いて今日は「教会リトリート」が開催された。英語の礼拝が月1回はある特殊な教会ゆえのネーミングだが、普通で言えば「修養会」である。昔は別の場所に泊まり込みで行われたようなこともあったが、今では一日、それも教会内で礼拝後、ということが主流である。  コロナ禍で中止していたのが復活したもの。役員の方々の苦労が偲ばれる。場所は同じキャンパス内ながら、会堂とはだいぶ離れた「ハーパーホール」という建物。以前は幼児園やボーイスカウト活動の拠点だったが、今では主に教会学校として使われている。少し遅れて到着したら何と70名前後が集っていた。  時間は約2時間と短いので、そう盛りだくさんにはできない。讃美を斉唱した後にテーマ別の分科会に分かれた。私達は、「何故私達はここにいるのか」というテーマのグループに参加した。要するに参加メンバー間の交わりの進捗が狙いである。  数百人規模の教会活動では勢い、特定の人達との交流で毎週過ぎてしまい、新しい方々と知り合う機会はなかなか少ない。今回は7人が一グループとなったのだが、うち3人はここ1年以内に受洗した、全く話したことがない若者だった。自己紹介を通じて知り合っていく。  Tさんは医療関係事務、オートバイが趣味だという。大好きだった母堂をコロナ禍の最中に失い、その影響で教会に集うようになり受洗に至る。外見に似合わず生真面目な性格が滲み出る。  Nさんは国際税務に携わる若者。キリスト教には反発しつつ卒業したものの、7年過ぎてこの教会に復帰、今年の4月に受洗に至ったという。現在夫人と共にここに通っている。  Kさんは卒業生で内装工事関係に従事。一人暮らしの最中に倒れ、現在でも影響がある。5月に結婚した夫人の影響で教会に通い始めているという。いずれも真面目さが目立つ好青年。  後の二人、NさんとTさんは私達よりも年配、何度か話したことはあるものの、今日初めて知った事実も少なくない。より深く知り合えた気がする。  一期一会、また新たな糾える縄とまみえることができて満足なひと時だった。

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