TSUREDURE

今日は朝からいい天気、ホテル付属のプールでは飽きたらずビーチへ行ってみようと朝から出かけた。目的地は「ハプナビーチ」。以前全米一（ハワイ一ではない！）に輝いたこともあるという風光明媚な名ビーチである。
　だが恐れていたほどには車が少なくて、容易に駐車できた。ビーチに人も少ない。ラッキーかと思っていたらそうではなかった。海岸のあちこちに立入禁止の文字が。浜辺で若干の写真を撮っていたらアナウンスで岸から離れろという。挙句に車でセーフガードが寄ってきて立ち去れという。
　要するに強風による荒天のために今日はクローズドになってしまったのであった。一旦立ち入れただけでも良しとしよう。この後も次々に入って来る車は、エントランスでもう立入禁止だったのだ。
　これでは近隣のビーチも立入禁止だろう。潔く諦め、ホテルのビーチで過ごすことに決めて取って返した。これは海との接点が狭いので波の影響は殆ど受けない。難点は駐車スペースから遠いことだが、連添いも頑張って歩いた。入ってしまえば別世界、人も目白押しで砂浜を占領している。
　I夫人に荷物番をして貰っておいて浜辺へ。連添いも足まで浸かって嬉しそうだったが、譲ってもらったサマーベッドでバスタオルにくるまれて日光修行、私とIさんは折角着てきた水着を活かそうと水の中へ。私は時計もカメラも防水なのでそのままで泳ぎ、I夫人のところまで渡って挨拶したり。
　13時ころまでには一旦戻り塩分を落として休憩、17時半からの夕食の招待に備える。先日も来てくれたＮさんが夫君も職場から駆け付け、一家で歓迎してくれるというのである。場所はもう馴染み深いと勝手に思っていたクイーンズだったのだが、実はスーパー以外殆ど知らないことに気づかされた。
　指定された店の名前が「​ワイコロアラグジュアリーシネマズ​」というのだが、実際には１か所なのだがグーグルマップでは２か所に出てくる。店員に聞いてもそこに店があったことはないというので謎である。そして映画館併設のカジュアルレストランが本当の姿であった。
　Nさん一家は歓迎してくれた。互いに近況を語り、BBQ時には他の方の熱弁に時間を奪われてしまって若干消化不良だったのを解消してくれた。夫君のCさんは現在観光施設のレンジャー、仕事場から制服で駆けつけてくれてかっこいい。明日出発前に訪ねる約束をして別れを告げた。
　実は連添いが、昼間はしゃぎ過ぎたのか調子が悪く、特に休憩時に転倒して左肘を痛めてしまい不調だったのだが、何とかこなして帰還。夜も危ぶんだ。海外の田舎しかも週末、帰国前という最悪のタイミングである。無事に乗り越えられるように祈るばかりである。