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大学同窓会地域支部が行う月一のボイトレの会に行ってきた。これは、音楽に親しむには本当に素晴らしい機会で、ボイトレをしながら歌謡曲からオペラまで幅広いジャンルの特徴につき、テナーの声楽家N先生が蘊蓄を傾けて下さる、それがとても面白い。
今日はベルディの椿姫から乾杯の歌を唄い、また八代亜紀の「雨の慕情」を「修辞学的に」解説してもらったり、「田舎のバス」や「幼ななじみ」を感情をこめて唄ったり、、、、。 そんな楽しい時間の後帰宅すると、宅配ボックスに荷物が届いていた。取り出してみると私宛ではない。今住んでいるマンションは、ほぼ同じ構造で2棟あるのだが、どうやらもう一つの棟の部屋番号が同じ人宛らしいのだ。そこにはどういう訳か私の棟の地番と、もう一つの棟の名称が記されていた。 以前にも数回同じことが起こっていたので、今日は本人に会って届け出住所を変更してもらおうと、寒さの中だったが面倒くささを押して隣の棟に出かけて行った。 まずは玄関で部屋を呼び出すが返事がなく、どうやら留守のようである。次に郵便受けに行ってみたが表示がない。部屋にも表札がない。万策尽きて受付でその部屋番号の住人の名前を確認しようとした。そこで姿を現したのが、この世界に巣くう魔物、「個人情報保護」であった。 要するに、受付では教えられない、という。私がここの住人であることは受付も見知っている。それでもダメだというのだ。まあ表情で間違いないだろうことが漏れ出ていたので、最終手段として、メモをつけて玄関ドア前に置いてくる措置を取ったのである。 今回の場合、正論では宅配業者に戻せと言われる。だが、本人が気づいて住所の訂正をしてくれない限りまた同じことが繰り返されるだけではないか。私にとっては個人情報保護のお題目は、迷惑・面倒・煩雑さを増加させるだけのように感じる。 もう少し融通を聞かせてほしいものである。 ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
January 26, 2024 10:33:10 PM
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