ブーツを含め靴って多種多様で、だからこそ面白いんですが選択肢が多すぎて迷ったりもします。
今回はCaminando(カミナンド)について少しだけ書いてみようかと思います。
Caminandoは
2008年に誕生した日本のシューズブランドである。
現在、ニューヨーク、ラスベガスでのエキシヴィジョンを中心に、<インターナショナル>のファッションシーンをマーケットに展開する。
靴作りにおいて<造詣>と<歴史>の深いメキシコでの、伝統的なシューメイキングとハンドクラフトに惚れ込み、同国内にて7社のシューズファクトリーと契約。
熟練した<靴職人>を擁するこれらのファクトリーの中から、モデルやデザインに合わせ、最も適したファクトリーを選定し生産を行う。
マシンメイドでは表現できない、ハンドクラフツ特有の<繊細な表情>や<独特な存在感>を醍醐味とし、 メキシコメイドでの<絶対的なクオリティ>に自信を持っている。(ブランドページより抜粋)
ってな感じのブランドなんですが、要は日本で企画して革製品の関税が安いメキシコで生産しているってことです。
私は海外に行ったことがないので経験はないですが、海外で革製品をいっぱい買って帰国したら関税が凄く高かったって経験のある人もいるのではないでしょうか?
で、私の持ってるCaminandoは
Caminando
Combi Wing Tip Boot
1111401
Caminando
Work Boots
1137
この二足です。
Caminandoはグッドイヤーウェルト製法が多いですから、堅牢でソール交換も容易です。
細かい部分には作りの荒さが見られますが、ま~値段相応なんだと思います。
Caminandoの靴は作りのわりには安い方でしょうからね~。
日本で同じのを作ったら絶対にもっと高額になります。
そのかわり作りは丁寧でしょうけど。
いろいろ靴を見てまわっていると、グッドイヤーウェルト製法で作られた靴でも驚くような安価で売ってる品を見かけます。
履き潰し用として割り切って履くなら問題ないんですけど、ソール交換したいと思ったときに、その費用は安い靴でも高い靴でも同じです。
安価で買った靴を1万円前後の金をかけてソール交換しようと思うのか?
ヒール部分の交換でも数千円はしますからね~。
それなら、よほどアッパーが気に入ってでもないかぎり新しく同じような靴を買った方が安いですよね。
だったら堅牢だが重くなるグッドイヤーウェルトでなくても、ステッチダウンでもバルガナイズドでもセメンテッドでもいいのではないか?とかね~。
趣味も考え方も人それぞれですから、そこに口を挟むつもりは毛頭ないんですが、メンテを含め購入前に購入後の事をいろいろ考えるのも悪いことではないと思います。
Caminandoはブーツだけではなく他にも面白げな靴を作ってますから、見るだけでもそれなりに楽しいブランドではあります。
幅広く風変わりなアイテムもあって選択肢が多いのもCaminandoの特徴なんだと思います。
ワークブーツなんかもありますから、好みのを探してみるのも面白いのではないでしょうか?