鋼殻のレギオス が好みの作品だったので同じ作者の作品は作家買いしてます。
魔女と魔城のサバトマリナ
雨木シュウスケ
魔女と魔城のサバトマリナ 講談社ラノベ文庫
雨木シュウスケ
初恋の相手に告白したらいきなり刺されて異世界?異空間?に。
初恋の相手・眩星綾音は魔女でした。
意味不明なままに近代魔女の決闘サバトマリナに巻き込まれることになった主人公・遼平は戸惑いながらも魔女のシュヴァリエ(騎士)として戦う...
読みながら展開が性急というか詰め込みすぎというか、なんだかモヤモヤするものを感じたりしましたが、それでも読むと面白い。
作者パワーがスゲーって思いました。
遼平はラノベの主人公らしく格闘技とか習ってます。
しかも師匠はいわくありげな我流格闘家っぽい人物。
そして初恋の相手綾音は年上で薄幸の美少女で魔女。
いかにもラノベ的で、そういうのは大好物です。
魔法少女的な魔法はなく、魔法戦って描写も少なめ。
格闘シーンも少なめで人間描写が多めなのが好みでした。
やたらと精緻な格闘シーンが続く作品ってあんまり得意ではないんですよね~私。
読んでる途中で疲れるので。
月と魔女王の関係とか設定やらなんやらと不明というか謎というかそんな部分は多いですが、続巻があるならそこで徐々に解明されていくんだろうな~と。
たぶん。
面白そうなキャラがそんなに活躍してなかったり、ほとんど名前しか登場してない綾音の弟・織音(おりおん)など、続巻での活躍を期待したいです。