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2017/11/15(水)18:33

大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう 北斎に聞いてみろ  山本巧次

小説(135)

面白いですこのシリーズ。 迷うことなくオススメできます。  大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう北斎に聞いてみろ山本巧次    大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう 北斎に聞いてみろ 宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ 山本巧次大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう 両国橋の御落胤大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう 千両富くじ根津の夢 の続きです。 まず表紙絵が気になります。 背後にある美人画と同じようなポーズをとってるヒロインの おゆう こと関口優佳。 これは本編を読みすすめていけばなるほど!と納得できる表紙絵だったりします。 浮世絵好きの私にとって今回の内容は面白すぎました。 サブタイトルにも本編にも登場する葛飾北斎。 それだけで どんな内容になってるんだろう? と好奇心を刺激されます。 最近NHKでドラマ化されて一般的にも有名になった北斎の娘で浮世絵師の阿栄(葛飾応為)も登場。 おゆう とも仲良くなって活躍します。 面白い役どころで少しだけですけど滝沢馬琴も登場します。 この時代、興味深い人物が多いんですよね~。 今後の作品にどんな人物が登場するのか? そのあたりもかなり気になるところです。 いつもは江戸の時代で起こる事件を現在の科学技術で解決! って感じですが、今回は現在に生きる 関口優佳 のもとに持ち込まれた問題、葛飾北斎の作品の真贋を確かめて欲しいというのがメインテーマ。江戸時代と現在を行き来できる 関口優佳 ならではの解決方法で無事に問題は解決するんですが、それまでに当然のようにすったもんだが。 いい仲になってるが関係が進展しない南町奉行所の同心・鵜飼伝三郎もからんで物語は面白くなっていきます。 実際には会えるはずもない葛飾北斎や阿栄がそこに存在するかのような楽しさがありました。 このシリーズは回を増すごとに面白くなっていくな~と思います。 ってことで誰にでもオススメしたい本だっりします。 が、本を読む人って私の周囲には少ないんですよね~残念ながら。 漫画も大好きですけど、小説も大好きです。 漫画より小説のほうが想像力を刺激されて価格以上の楽しみがあるような気もします。 そのあたりは人によるでしょうけど。 今回の本は時代小説好きにもミステリー好きにも浮世絵好きにも楽しめる物語になってると思います。そして私は時代小説もミステリーも浮世絵も大好きです。 大江戸科学捜査八丁堀のおゆう北斎に聞いてみろ (宝島社文庫 このミス大賞) [ 山本巧次 ]価格:648円(税込、送料無料) (2017/11/4時点) 大江戸科学捜査八丁堀のおゆう千両富くじ根津の夢 (宝島社文庫) [ 山本巧次 ]価格:648円(税込、送料無料) (2017/11/4時点) 大江戸科学捜査八丁堀のおゆう両国橋の御落胤 (宝島社文庫) [ 山本巧次 ]価格:691円(税込、送料無料) (2017/11/4時点) 大江戸科学捜査八丁堀のおゆう (宝島社文庫) [ 山本巧次 ]価格:734円(税込、送料無料) (2017/11/4時点)

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