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カンボジア胡椒農園クラタペッパー 「アリの目、タカの目、クラタの目」

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Kuracchi1969

Kuracchi1969

Oct 1, 2007
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カテゴリ:旅行・海外情報
日曜の朝、町には車の往来も無く、まだ静か。

パラディ通

次の日に乗るTGVの切符を買いに、セント・チャールズ駅へ。

Outlook of St. Charles Station

駅の構内に入ると、なんとなく違和感を感じた。

Gare St.Chreles

よく見ると改札が無い。

バスもそうだったが、切符の購入は個人の良識にゆだねられているようだ。

ただし、たまに来る検札時に切符を持っていないと、罰金を取られるらしいので要注意。

地下鉄でインターナショナルトレードフェアー会場へ。

Subuway in Marseille

地下鉄は、日本と比べると規模が小さいが、ちゃんと改札もあってほとんど同じシステム。

料金が、均一で1.70ユーロ(約270円)。

会場までは5駅放れているので地下鉄を利用したが、2駅くらいなら歩ける距離なので歩いたほうが経済的だ。

会場に着いたが、朝食を済ませてなかったので、近くのブースのフレッシュジュース屋へ。

フレッシュジュース屋の面々

陽気な3人が、英語で応対してくれたので、オレンジとバナナのミックスジュースを作ってもらった。

3ユーロ(480円)。

午後になると、日曜ということもあって、会場は、大賑わい。

Main Street

ちょっとしたコンサートが催されてたりして、場内はお祭り騒ぎだった。

隣のスタジアムでは、今日ラグビーのフランス船が行われていたらしい。

スタジアム

終了時の8時になっても空はまだ明るい。

朝があけるのが遅い分、夜が更けるのも遅い。

この時間の間隔のずれには、なかなか慣れない。

地下鉄の駅前に、突然大きな露天商ができていた。

露天商

何かと思って近寄ってみる。

お菓子の量り売り

カラフルな色のお菓子の山をみて、「ヨーロッパなんだなあ」とつくづく感じた。

地下鉄の駅構内は、ラグビーの興奮冷めやらぬフーリガンたちであふれていた。

フランスの国家や、応援歌をラッパや笛を吹きながらみなで熱唱している。

少々恐ろしくも感じたが、周りの家族連れやお年寄りの人々も一緒になって口ずさんだりしているのを見ると、そういうものなのかと微笑ましく感じた。

宿泊先には、夜8時半ごろについたが、まだ晩御飯もすんでいなかったので観光がてら港へ歩いていった。

みなと近くの路地

港に近いのだろうか、路地のどこからとも無く低い男性の歌声が響く。

すると突然目の前に港が開けた。

Port Marseille

港の周りを少し歩く。

港前に広がるホテルと広場

港の周りには、高級そうなホテルが立ち並ぶ。

屋根の無い少し古びた教会があった。

St. Ferreol

前知識を入れてこなかったので、歴史は良くわからないが、とてもきれい。

振り返ると、丘の上にライトアップされたお城が見えた。

ライトアップされた丘の上の城

マルセイユというと必ず、最初に写真に出てくる有名な建物だ。

せっかくマルセイユに来たので、ブイヤベースが食べたくて、店を探す。

メニューに「Englis OK」と書かれた店があったので、即決。

港に面したレストラン

店員さんに、ブイヤベースが食べたいというと、13ユーロのセットメニューを勧めてくれた。

まず最初に出てきたのが、いわしのマリネ。

いわしのマリネ。

酢に漬かったいわしが、日本食っぽくてとても懐かしい味だった。

そしていよいよメインの、ブイヤベース。

シェフお勧めのブイヤベース

食べ方がわからないので、店員さんに教えてもらった。

出てきたブイヤベースに、硬く焼かれたパンにオニオンソースを塗ったものを浮かべて、その上にチーズをまぶし少しなじませる。

そしてそのパンを食べる。

ブイヤベースとは、てっきりスープを飲むもんだと思っていたが、パンを食べるものだということをはじめて知った。

このスープがなじんだパンが、ぷりぷりしててとってもおいしい。

パンに塗ったオニオンソースとチーズのハーモニーが、魚とかにのだしの効いたブイヤベースと一緒に口に広がり、さらにパンが舌に触れる触感と歯ざわりが心地よく、全てがうまく混ざって、なんとも表現しにくいが、とにかくおいしかった。

これは確かに、実際に試さないと判らない味だと思った。

マルセイユにまたぜひ来たいと思わせる一品だった。





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最終更新日  Oct 1, 2007 03:52:17 PM
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