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テーマ:今日のカンボジアって?(524)
カテゴリ:カンボジア経済
1月26日第4回官民合同会議がカンボジア開発評議会にて開催された。
この会議の趣旨は、カンボジアに進出してきた日本企業が抱えるカンボジア政府に対する問題点に関しての改善を要求する会議。 2009年から毎年2回の頻度で行われ、主提言者は「カンボジア日本人商工会」で、日本政府代表として在カンボジア日本大使、その他JETRO、JICAの各代表者も出席される。 今回の会議も昨年10月頃から大使館の方々や、商工会会長・役員、JETRO、JICAを交えて準備を始めようやく本日を迎えた。 カンボジア側はCDC(カンボジア開発評議会)の長官が議長役を務め、日本側は大使に進行を務めて頂いた。 まず、前回からの持ち越し事項に関して、カンボジア側から説明を受ける。 ほとんどの議題が、われわれの主張した方向に変更をされていた。 次に新たな問題の定義がなされたが、そのうちのいくつかは、現在改良が行われていて、数ヶ月内には、変更ないしは新たに対応が完了する。 カンボジア政府は、日本の意見に対して、非常に真摯に受け止めてくれているように思う。 口が悪くて、プライドが高いのでその場では、かなり厳しいものの言い方をされるが、通訳さんの配慮もあって、やわらかい表現で日本語にしてもらっていたので、喧々囂々とせず、スムーズに議事が運んだ。 次回は、という提案に、そろそろ2国間だけでは行わず、広く門戸を開いている「ガバメント・プライベート・セクター・フォーラム(GPSF)」に日本も積極的に参加して、できるだけそちらの機会を利用して欲しいといっていた。 カンボジア企業が主導権を握っているGPSFでは、なかなかこの会議のような具体的な提案は話が進まないように思う。 日本企業はようやく進出が始まったばかりなので、可能な限り、日本とカンボジア2国間での対話は今後も続けていくべきだと思う。 カンボジア進出をお考えの方は、JETRO、CDC・Japanデスクの他に、カンボジア日本人商工会にも是非ご相談ください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
Jan 28, 2011 12:13:32 AM
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