郷土かるた
今日から仕事始めの方が多いと思いますが、子供たちは、まだ楽しい冬休み中でしょう。文明の利器、テレビゲームもよいのですが、たまには、昔ながらの遊びも、新鮮に映るかもしれません。日本のお正月遊びといえば、凧揚げ(たこあげ)、羽根突き(はねつき)、独楽回し(こままわし)、双六(すごろく)とともに、かるたが挙げられますね。多くの街に郷土かるたがあると思いますが、古河には「ふるさとかるた・許我(こが)」というかるたがあります。古河市制30周年を記念して昭和57年に制作されたものです。「許我」とは、万葉集に出てくる地名で、当地のことを指しているとされているものです。「あ」から「ん」までの46枚の中に、古河ゆかりの歴史上の人物、お寺、名物、催しにいたるまで、いろいろな文物が詠われています。これを使ったかるた大会が毎年2月に行われています。昨年8月には、かるたに詠まれた名所を親子でめぐる催しも行われました。このかるたには、解説書がついていますので、それを読めば、さらに詳しく理解を深めることができます。1セット1000円、市内の書店や市役所古河支所の教育委員会で販売されています。