前回とりあげました市民サッカー場のあたりは、古河城の南端にあたり、源頼政(みなもとのよりまさ)を祭る頼政神社があったところです。そこで、現在は古河市錦町に移設されている頼政神社にお参りしてきました。源頼政は、平安末期の武士で、平清盛の配下として武勲をたて従三位というとても高い位を授けられた人です。帝のために鵺(ぬえ)という化け物を退治したという逸話もあります。

京の都で活躍した人を祭った神社がなぜ古河市にあるのか、ちょっと意外に思われますよね。伝承では、宇治平等院で自害した頼政の首を家来が持って諸国を放浪していたところ、古河まで来るとそれが持ち上がらなくなったために、そこに祭ったということです(
エピソードはこちら)。それにしてもなぜ当地なのかですが、頼政は国主であった父親に連れられて、9歳から7年間下総国にいたそうです。下総国には古河も含まれますので、そういうご縁でこちらにあるのでしょう。

ところで、京都といえば、大文字焼きが有名ですが、頼政神社でも可愛い大文字を見つけました。ダイモンジソウの仲間のユキノシタです。普通のダイモンジソウは秋に花をつけますが、これは初夏に咲くのですね。写真がうまく撮れなかったのでわかりにくいのですが、上の三枚のはなびらに赤紫の紋があります。頼政のように威勢がよくて、高貴で、知的なイメージがする「大」ですね。(
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