3月4日の読売新聞の第一面に「地域別5連休案」という記事が掲載されました。観光庁が春と秋の連休中に観光地が混雑したり、高速道路が渋滞するのを緩和するため、地域ごとに休日をずらして取得できる制度改正に乗り出すそうです。休暇分散を観光客増につなげる狙いがあるとのことです。
 | どういうふうに地域を分けるかというと、1.北海道・東北・北関東、2.南関東、3.中部・北信越、4.近畿、5.中国・四国・九州・沖縄の5つです。
古河市は茨城県内にありますので北関東、つまり1の北海道・東北と一緒の地域に入ることになります。
埼玉県がどちらに入るのかは書かれていませんでしたが、政治的には衆議院の北関東ブロックに入っています。もし、南関東に入ると休暇分散の効果は薄れます。 |
これが実現したとすると、夫婦や親子きょうだいで休みが合わないという事態が起こってきます。ということは、せっかくの家族旅行ができないわけです。学校や官公庁ではスケジュールを柔軟にすることで対応できるかもしれませんが、民間企業の場合にはそう簡単にはいかないでしょう。道州制になるとこういう問題も起こってきます。
古河には東京に通勤・通学している人がいっぱいいます(私自身もその一人でした)。茨城県の取手市や守谷市、栃木県の野木町・小山市、群馬県の板倉町・館林市、なども同様です。経済的な結びつきも緊密で、仮にそれを断ち切るとしたら、現在の市勢というものは維持できません。未来設計を根本から考え直さなければならないでしょうね。
単に観光だけの話ではないのです。関東地方の真ん中に人為的に分割線を引くということが、どれほど住民に影響をもたらすか、国は試算したのでしょうか? 霞が関のお役人がものの一面からしか見ていないとしたら、非常に残念です。私は道州制を頭から否定するつもりはありませんが、国の構造を変えることになるのは確かなので、しっかり検討する必要があるのではないかと思いますがいかがでしょう?