昨日1月15日、元プロ野球選手で、古河大使のお一人でもいらっしゃる、
仁志敏久さんの講演会が市内の中央公民館でありましたので聴きに行ってきました。混雑を見越して、20分前に会場に到着したにもかかわらず、先着500名に配られる著書の抽選券をもらえないほどの大盛況でした。

仁志さんは、古河市出身で、常総学院高校に進み、小柄ながら1年生から3年間連続レギュラー。すべて甲子園に進み、準優勝も経験されました。早稲田大学から日本生命を経て、巨人・横浜で大活躍。新人王獲得、日本シリーズやオールスター出場、ゴールデングラブ賞受賞も獲得しています。昨年メジャーの夢をかなえるべく渡米を果たしましたが、故障により現役を退かれました。
講演は「野球への想い」という題で1時間半ほどでした。幼稚園から小・中学校、高校時代、大学・社会人時代、プロ野球時代、アメリカ時代まで、細かくエピソードをお話されていました。特に、お父さま、常総の木内監督、巨人の長嶋監督に大きく影響を受けられたようです。
古河は、今でも野球が強い土地柄とは言えませんが、当時はサッカーが人気でしたから、よくこんな凄い方が出たものだと思います。子供時代から、スポ根マンガ『巨人の星』ばりのハードな練習をさせられたようですが、やはり、それを耐え抜いたことが、成功の秘密なのかと感じました。
ただ、振り返るとやはり「苦しかった」と…。時代は変わったのだし、どうやって指導をしていくべきなのか考えているようです。怒鳴ったり、ひっぱたいたり、精神論だけではダメ、ほめて自信を持たせてあげる、夢を持てるようにしてあげる、ということをおっしゃっていました。
にほんブログ村