テーマ:都市計画・まちづくり(94)
カテゴリ:古河市の発展
先日、古河駅を利用したところ、改札口わきに、新幹線のコーナーができていました。なんでも、東北新幹線新青森の開業キャンペーンとのことです。青森在住、あるいは出身の方、おめでとうございます。東京から新青森まで674.9Kmを約3時間30分で行けるんですね。ちなみに車で行ったら10時間半以上かかるようで、さすが新幹線!
![]() ![]() 東北新幹線は1982年に大宮-盛岡間が開業していますが、当初は各県に1つずつ駅を作るという計画でした。そうなると、当然、茨城県内では唯一の古河駅に停車するはずなのですが、駅周辺には建設反対という横断幕が張られ、新幹線は総和町(現古河市中央部)を通過するのみで、駅の設置は幻に終わってしまいました。みすみす発展のチャンスを手放したようで本当に残念です。 「東京まで1時間なんだから新幹線で行く必要はない」とか、「市街地の中心を通られるとうるさい」とか、「新幹線が来ると、百貨店みたいなのができて、地元の商店街が廃れてしまう」とかいう声を、子供の私は信じていましたが、今思えば、ちょっと視野が狭いように思います。観光にもプラスですし、人口が増えれば商業にもプラスでしょうに。 数年前まで、国会議員、県議会議員、県西部の首長らによる新駅誘致運動がありました。今は亡き永岡洋治・衆院議員もメルマガで新駅設置の可能性について何度も書いていらっしゃいました。最近は声が小さくなってしまったようですが、現状の延長線ではなく、未来の発展策を考える中で可能性をもっと議論してしかるべきと思います。 最近のニュースとしては、中高一貫高校の設置、日野自動車工場の進出などもあり、盛り上がってきています。新幹線駅ができれば、産業がますます発展し、JRやTX(つくばエクスプレス)の在来線網も充実する可能性があります。この茨城県西地区(古河市・坂東市・猿島郡)には人口が25万人ぐらいいますが、古河駅1つしかないというのは酷いので、私は古河に新幹線が停まる日が来ることを祈ります。 ![]() にほんブログ村
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