テーマ:映画館で観た映画(8601)
カテゴリ:ふるさと自慢
以前、本ブログで取り上げたことのある、累計5000万部をほこる『進撃の巨人』の実写版映画。そのロードショーが、いよいよ始まりました。2日間で46万人ものお客さんを動員したそうです。プロモーション映像を拝見しましたが、すごい迫力で圧倒されました。ぜひ全画面で見てほしいと思います。「原作と違っている」という厳しい評価もあるようですが、日本特撮映画の中で最高レベルではないでしょうか。さすがは、樋口監督ですね。
さて、なぜ、この『進撃の巨人』という作品がヒットしたのか?ということについて、ちょっと考えてみました。平和な生活を脅かしてきた巨人に恐怖を抱きつつも、勇気を持って撃退しようとする若者たち、これは何を意味するのか? 私には、なんだか現代の日本をとりまく情勢が表れているように思えます。 作中に「世界は残酷」という表現がありますが、まさにそう感じます。圧力を受けてなお、壁の中の平和だけ見て寝ぼけていては、将来恐ろしいことが起こるぞという不安感や警告として、受け止められたところもあるのかもしれません。また、そういう極限の中にあって、私たちは何をするべきかということを改めて考えさせられました。 たかが映画だ、エンターテイメントだと片付けずに、いちど大迫力の映像をお楽しみになり、じっくり考えてごらんになることも、よろしいかと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015年08月12日 10時48分03秒
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