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塾講師ママ中学受験サポート国語-合格だけでいいんですか-

入試直前・子どもたちの不安

■ 入試直前・子どもたちの不安

入試を終えた子たちに話を聞いたら、だいたい入試当日試験開始前は、
「今までいちばん緊張した。」
「怖かった。」
「ドキドキして、自分じゃないみたいだった。」
という感想が多いです。これは大方予想通りですね。

中には、
「いよいよだ。この日が来るのが楽しみだった。」
という強者もいますけど。

「怖かった。」という子達に何がそんなに怖かったのかと尋ね詳しく聞くと、
「不合格になること」そのものではないようでした。


経験したことがないので、不合格がどれだけツライかということはあまり想像できないようです。
この点は、合格もそのようです。周りの反応を見て初めて、
それがどれぐらいすごいこととかうれしいこととか知ったというのが意外と多いのです。
確かにそうかもしれませんね。
受験で合格した人がすごーく喜んでいる姿を直接見たことがあるのは兄・姉がいる子ぐらいかもしれません。
合格して初めて「こんなにうれしいことなんだ」「こんなに周りの人が誉めてくれるものなんだ」と知る方が多いようです。

不合格がどれだけ悔しくて苦しいものか、リアルに想像できる子は少なく、
子ども達が怖がっているのは
「不合格」よりも「不合格になったときの親の反応」のようでした。
「これだけやってきてもし落ちたらお母さんがどれだけ悲しむか。」
「お父さん、お母さんをがっかりさせてしまう。」
「お父さん、お母さんが恥ずかしいと思うかも・・・」
お母さんが嘆き悲しむ表情ならリアルに想像できる。家族みんなが自分のせいで暗くなる。・・・友達にもなんて言おう・・・。
不安はそこから膨らんでいく子が多いように感じました。

もちろんそんな結果には終わって欲しくはないですが、
少しでも不安を軽減してあげるために、当日少しでものびのびと問題に取り組むためにも、
「たとえ不合格という結果になっても、愛する息子(娘)であることは変わりない。」
「あなたの努力が0という意味ではない。」
「君自身は何も変わらない。」
ということを表現しておいてあげて欲しいと思います。

先ほど、「入試当日が来るのが楽しみだ」と言った子がいると言いましたが、
その子のご両親は、常々そういうことを伝えておられました。

入試って、しない子もいるのだから、「受験に挑戦した」ということだけでも価値があるし、
そのためにあなたは自分なりにできるだけの努力をして自分を磨いてきたのでしょう。
そうやってがんばった自分のこと嫌い?好きでしょ?
お父さんもお母さんも、塾へ通いながらお手伝いもきちんとやって、
勉強だけじゃなくて、いろんなことにがんばれるようになったなぁ~って思ってる。
すごく強くなったね。体も弱かったのに、少しの熱では平気になったしね。
これで行きたい学校に入学できたら言うことなしだね。
でも、もしも、行きたいと思っていた学校に行けなくても、
今まであなたが一生懸命頑張った事実は、変わらないからね。
お父さんもお母さんも塾の先生もみんなちゃんとわかってる。
あなたが、「自分の力出し切れた!」って納得できたらいいんじゃない?
それでもダメなら、それは、入学させたい人数が決まっている学校側の事情なワケだしね。
そのときは、合格した学校で、今までの続きをあなたががんばっていけばいいからね。
中学・高校が充実するかどうかは、結局は、あなた次第だからね。
当日、自分らしく問題解けるように、後少しがんばれ!
応援しかしてあげられないけど、ちゃんと見てるからね。

そんな話をされたようです。
もちろん、お子さんの性格によってかける言葉やニュアンスは変わってくると思います。
中には、「落ちたら絶対に許さんからね!」ってプレッシャーをかけてあげることでプラスになる子だっていると思いますが。

そして、できるだけ気丈に振舞ってあげてくださいね。
焦っている大人を見て、落ち着いて勉強しろなんて無理ですよね。
本音では、もういてもたってもいられないし、イライラしたり、
情緒不安定になったり、親の方が気持ちの切り替えが難しい時期だと思います。
講師をしているときの私もそうでした。
毎年この時期は、寝つきも悪いし、いろんな情報が入ってくるとますます気が焦って、
小さなミスをする生徒にいつも以上の反応をしてしまったり、お説教したくなる気持ちを押さえ込むのはなかなかの苦労でした。
大切な子どものやり直しのきかない受験です。
平常心でいるのは難しいですよね。ラストスパート、しっかりと詰めていくことは大切ですが、精神的に追い詰めるといいことはありませんから。
そういうことを加味すると、気が焦る親と少し離れて受験のことも少し忘れ、友達とたわいないおしゃべりするとか、
学校へ行っている時間は子ども達にとっては気分転換にもなっているし、規則正しく過ごすだけでも意味があるのかなと思います。

中学受験という選択肢をあのとき、選んでいなかったとしたら・・・
お子さんのこと想像してみてください。

受験を選択したことで、なにか成長してる点があると思います。
たくさんたくさん思いつくのではないでしょうか?
知識が増えた、集中力がアップした、根性ついた、打たれ強くなった、
考え方が少し大人になった、たくましくなった、友達が増えた・・・
その成長している部分をいちばん把握できているのは、お母さんだと思うんです。本人よりも、塾の先生よりも。

その成長したと思えるところをちゃんと評価してあげてください。
その成長こそが、大きな価値のあることなんだと。
中学・高校でその成長の続きをこれから描いていくんです。
それは、どの中学へ進学しても変わりませんよね。
大丈夫!どこでだっていい友達ができる!
私の子なんだからね!(なんて。)



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