~サンタはいるかいないか□サンタクロースを疑い始めた頃に中学受験の塾に来る子達は、やはり早い段階で疑い始める子が出てきますね。逆に、いつまでも信じている子もいます。 いつまでも物語上のイメージのままのサンタをそのままそっくり 信じ続けるのもなかなか難しいですが だからと言って、「いるわけないじゃん」と冷たい反応なのもどうかと思う・・・。 ましてや、信じている子をバカにするようなのは許せない~。(>_<) で、私はこういうように言っています。 「サンタさん」という人物が世界中の子どものところへ たった一晩で全員にプレゼントを持ってくるというのは、 確かに事実ではないかもしれないね。 でも、もし、本当に「サンタ」が最初からいないというのなら、 どうして、世界中でサンタの話をする人がいるんだろう。 そんな話が存在するわけないでしょう。 目に見えないから「存在しない」と言い切るのは、浅い考えだと私は思っています。 そういう考え方って、「心というものは本当にあるのか疑問に思ったから人体を解剖してみたけれど、心というものは見つからなかった。 だから人間に心はないのだ!」 と言うのとそんなにちがわないと思うよ。 サンタはいます。 実際に北欧にはサンタさんの村が存在するし、サンタと呼ばれている人も います。免許とるの難しいらしいよ。笑。 少し難しい話になるけれど、正確な言い方をするとね、 「世界中に、子どものためにプレゼントを用意する人がいること」 その現象を「サンタさん」って言うんだっていうふうに私は考えています。 「サンタクロースがいる」というのをもっと大人の言い方をすると 「サンタクロースという現象がある」。それは事実です。 みんながサンタのお話をするでしょ。 …あなたが大きくなって親になって、自分の子どもが幼稚園になったころ、サンタはいないんだよ。ウソだよ。って言う? プレゼントあげて喜ばせてあげたいなって思わない? そう思って、サンタの姿を思い浮かべて、 自分の子どもにプレゼントを準備した親は、本当の気持ちで子どものことを考えているんだよ。 だから、子どもを思う気持ちが本物であれば、それが「本当のサンタ」。 「サンタクロース」と言うのは、子どものことを愛する気持ちが本物であるとき、それを擬人化した言い方だって言ってわかるかな? 海や山からの恵みで人間が幸せになる。命をつなぐことができる。 それに感謝するときに昔の人は「神様」という言い方をしたのと同じだと思う。 でも、もしかしたら、本当にサンタクロース本人が行って 喜ばせてあげなくちゃいけない子どもには、サンタクロース本人が行っているのかもしれない。って私は思ってるよ。 世界中には、かわいそうな子どもがたくさんいるからね。 君達には、ちゃんと幸せを考えてくれる人がいるでしょう? 本当に気持ちをこめておうちの人が用意してくれたプレゼントを 「ニセモノのサンタ」だなんて言えないでしょう。 「信じてる人には本物のサンタさんが来るんだよ。信じなくなったらもう来ない。」っていうのもある意味では真実だよね。 「サンタじゃないっ!うそつき!」って思うのか、 親御さんの自分への愛情を感じ取ることができるか、それは君達次第だね。 もう少し言うと、子どもを愛する気持ちを持っているなら、 だれもが「サンタ」になれる資格を持っているんだよ。 クリスマスはそういう力のはたらく日ってこと。 君も大人になったらその日一日だけ「サンタ」になることができるってことだよ。 応援のクリック1票、お願いいたします。↓ ![]() →TOP(FREE PAGE 記事一覧)にもどる。 |