大学生用テキストと小学生用のテキスト
この間、複数の大学に行き来して仕事をしているT氏と話をしました。私も今年は4つの短大・四大の就職活動の小論文講座などのお仕事をさせてもらいましたが、彼は今、某大学の依頼で『就職活動ハンドブック』という冊子を作っているとのこと。原案を作成して持って行き、大学側の方に目を通してもらった後に出された要望が・・・「イラストを増やして欲しい。字ばっかりだと読まないかもしれませんので・・・。 できれば2ページに1つぐらいは。」そして、よい文章例を指差して、「ここまで立派なものを出されると『そんなの無理』と投げ出すと思うので、 もう少し、このぐらいなら書けそうだなという例を出してもらいたい。」とのことだったと。で、T氏はその要望に応える形でイラストをたくさん入れた冊子を作って持っていったところ・・・「『自己アピール』のための自己分析。自分にはどんな長所があるかな?というページで、イラストの女の子が悩んでいるが、悩んでいる顔を見て面倒だと思う学生がいるかもしれないから、笑顔に描き直して欲しい。とにかく『簡単そうだからやってみよう』って感じでよろしく。」とのことでした。なんだか・・・こどもチャレンジのテキストみたいなのができあがっていました。きっと、中学受験の小6の国語のテキストみたらびっくりするだろうなぁ。イラストなんて1冊のどこにもないし、文字も電話帳ぐらいのちっさな文字だったりするのに。そうでもしないと学生がついてこないという現実との中で、なんとか就職活動について前向きになって欲しいという愛情はすごく感じましたけどね。大学の講義、教室の後方で一部、堂々とケータイ出したり、メイク道具を出している学生。鍛えられて伸びる時期に鍛えられていない人の中には、もう何を言っても受けとめる気がなかったり、遅すぎたり、残念だけど「暖簾に腕押し」感覚に陥ることもあります。就職活動のための講座なので、本人の未来におおいに関係する話ですから、大半はかなりマジメに来ています。ですが、提出された小論文を読んでみると・・・年齢を確認したくなるような・・・稚拙なものも多く、遅すぎるというか、時間が足りないというか、私ばっかり焦ることがよくあります。私の小6にやってた授業受けてくれないかなぁと思ってしまいます。夏休み中、私立の中学の夏休み中に行われる授業に関わる仕事もありました。偏差値ランキングというものさしだけで計ると上位という学校ではありませんが、かなりの好印象を持ちました。少し固い話をしても、素直に受け止めて次の授業へ活かそうとする姿勢。時期って大切ですね。同じポイントを伝えるのにも、受け止めてつなげられる柔軟な時期にその刺激を与えられた子は幸せですね。(義母が入院しておりまして、それが難病指定されている病である可能性が濃厚でして、一生うまくつきあっていくために私達周りがどうしたらいいのか、検索して自分なりに調べたりしておりましたので、なかなかこちらのブログの更新に手をつけられませんでした。昨日のお見舞いでずいぶん顔色もよくなっていて、治療も一段階進みましたので久しぶりに。健康のありがたみもひしひしと感じた今日このごろです。皆様もご自愛くださいませ。)クリックしてくれたらうれしいです♪↓↓ ※過去の中学受験関連記事を読む。→TOPの左下「フリーページ」の欄からどうぞ。※中学受験物語→私が生徒と体験した中学受験。塾での子どものたちの成長を見て書いたものです。※迷惑サイトの書き込みが多くて、コメント入力の制限をかけています。 プロバイダによっては書き込みができなくなっています。 もしも、感想など一言書き込もうと思われたら、遠慮なくメッセージください。 (*'-'*) m(__)m →メッセージ