テーマ:小学生ママの日記(28817)
カテゴリ:考え事
今日、用があってコンビニ行った。
入り口の横のところに男子中学生が3人は地べたに座って、 2人が自転車に寄りかかってしゃべっていた。 それぞれ手にはお菓子とジュース。 よくある風景。 私が店内に入るか入らないかのときに、横から聞こえてきたのが 「お菓子、落ちたで。拾えよ。」 「いいやん、ちょっとぐらい。」 「オレ、そういうのイヤやねん。マナーとか、きちんとしないの なんか恥ずかしいっていうか、イヤやわ。ちゃんと捨てろって。」 「わかったよ~。」 意外と言うと彼らに失礼かもしれないが、そういうことを思っても言えない人も多いし、 言われても素直に聞くこともなかなか難しい世代の子たち。 彼らの仲間の中に、そういうことをきちんと教えられている子がいることも それを友人にちゃんと伝える力があることも、 友人の言葉にきちんと耳を傾けられることも、 なんかいい連鎖ができているというか、ほっと心があたたまる気がした。 当たり前のことかもしれない、とるにたらないことかもしれないが、 今、不穏な世の中の悲しくてツラい事件の連鎖に気が滅入っていたので なんだか救われたような気分になった。 私がレジを済ませるぐらいに彼らは、またしゃべりながらどこかへ行ったが、 彼らのいた場所は、ゴミはひとつも落ちていなくて、きれいだった。 あの男の子のお母さんが普段言っている言葉が、 彼だけじゃなくて彼の友達にも広がっていくと思うと、 躾って社会を動かす一番小さな単位かもしれないなぁなんて考えたりした。 その後、私は駅へ。寒かったので、待合室に幼い息子といた。 そこへ、さっきの中学生達と同じ学校の制服を着た女子が4人入ってきた。 一人がマフラーをさわって、 「あ~、めっちゃほつけてきてるわ~。○○ちゃんち、ミシンある?」 (話の流れから、今から4人で○○ちゃんの家へ行くらしいとわかった。) 「あったかなぁ~。」 「いいや、手縫いでするわ。」 「□□ちゃん、手縫いでうまくいく?うちは、いつもミシンでやってるわ~。」 「うん。手縫いでもけっこうやるで。(私の息子が視界に入ったらしい。) ・・・うちなぁ、保育園の先生になりたいねん。 裁縫とか、料理とかも上手になっておきたいなぁ~。」 「そっかぁ。うち、バスケの選手になりたいわぁ~。」 マフラーがほつれていて、自分で直そうっていうのも、 友達同士の中で自分の将来の夢の話をするのも、 なんかいいなぁ~と思った。 親とか先生には牙をむくかのような思春期の時期、 子ども同士で、意見を言えたり、素直に聞けたりしながら、お互いを育て、 夢を語り、すぐに誰かに依存したりしないで自分でできることを増やしていく そんな友人関係。 逆に言えば、自分の子だけを見ていてもダメな時期がくるんだなぁ・・・と。 友人達もひっくるめて、それぞれのいいところ、あまりよくないところ、 ちゃんと見てあげていくことが、間接的に自分の子どもを育てることになるのかも。 いい友人関係の中に入れるよう、自分の気持ちを誤解されずに伝える力、 耳の痛い言葉でも自分の友人からの言葉なら素直に聞ける力、 そういうものも育ててあげられたらなと思う。 ※このブログを応援してくださる方は、こちらをクリックしてくださいますようお願いします。 1日1クリックカウントされます。 <(_ _)>今後の更新がんばります。→ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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