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塾講師ママ中学受験サポート国語-合格だけでいいんですか-

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2006年08月24日
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夏期講習も後半。ゴールも見えてきました。
・・・で、学校の宿題の方は大丈夫ですか?

今の自宅からいちばん近い校に、差し入れ持ってのぞいて来ました。
息子つきなので、ささっと帰るつもりをしていたのですが、
なんと偶然、私の校の卒業生二人が差し入れ持って教室に来ていました!
夏期講習中の夕方はだいたい2校にほとんどの講師が集結するので、
知っている先生はたぶんここにいるだろうとこちらの校に顔を出したとか。
高2の女子二人。しかも、手焼きのケーキまで持ってきてくれて。
この二人は、小学校も進学先の中学もちがうので、接点は塾のクラスだけです。

うち、卒業以来でほんとに久しぶりであったKさんの方が、
「先生!めっちゃ久しぶりっ!!私のこと覚えてますかぁ~?」小6のときから、めずらしいぐらいに全く変わっていないので、もちろんわかってます。
お兄ちゃんもお母さんも、お気に入りのブランドも覚えてるさ~。笑。
彼女が続けた言葉が・・・
「面接の練習のときに、最近読んで心に残った本は?と聞かれて、
 『白雪姫』と答えたKですよ。」
・・・なんちゅー自虐的な自己紹介。横で聞いていたS先生、爆笑です。
その場にいなかった先生まで知っているエピソードだからね。笑。
面接で、『白雪姫』はないでしょう・・・せめて『ハリーポッター』ぐらい読んで~と
言ったのを思い出します。


生徒達が最後の授業を受けている間、事務室で少し話をしました。
そこでKとTが、当時の話をたくさんしてくれました。

「あの頃、なんでこんなにいろいろ言われるの?あ~まだあれもしないと、これもしないと!
 と追われていたけど、でもなんでかI先生が怒っても、Y先生が怒っても、
 うちらのこと思ってくれてるんやなぁ~とうれしいなぁ~と思えてがんばれたよ。
 今、高校の先生はあそこまでは思ってくれてないよなぁ・・・Tそう思わへん?」「うん。」

「それは、君らが高校生だからよ。先生が相手したのは小学生のKとかTとかやもん。
 今なら、また別の方法があるよ。あのときのやり方どおりではないよ~。
 高校の先生は高校の先生で、ちゃんとみんなに合わせてくれてはると思うよ。」

「そうなんかぁ。でも、あのとき、自分はこんなにがんばれるんや!根性あるやん!
 ってちょっと誇らしげやった。今、ちょっとぐらいしんどくても、あのときに比べたら
 ましやんかって思えるんよ。あのときの自分が、けっこう好きやねん。
 先生らに愛されてたからと思う。あれって愛やんな~。
 めっちゃ感謝してるねん。ほんまに・・・。」

うれしくってちょっと泣きそうになりました・・・。
そこに、彼女達の2学年上でこの春から大学生でもあり、
塾の個別指導部門の講師もしてくれている卒業生も合流してくれて、
みんなで合宿の話とか、何先生にこんなこと言われたとか、思い出話に花を咲かせました。

また、ちょうど授業を終えて教室から出て行く生徒の中に、
同じ学年だったIの妹を発見し、「お姉ちゃんにわたして!」と
メールアドレスを書いたメモを預けていました。
同窓会みたいなことを企画しているようです。(^-^)

卒業生は、従妹・従弟のようです。
いや、実際の妹とは半年に一度くらいしか会っていませんでしたから、妹・弟以上かも。

私が思い描いていた教室像。
子ども達が過ごす濃密な時間を受験戦争ではなくて、受験で成長する時間とすること。
そこに緊張感、充実感、達成感を感じ、精神的な成長をさせるのが大切で、
精神がゆがむような受験はたとえ合格したとしても、「失敗」だと思う。
むちゃくちゃな勉強法や人を蹴落とすような方法はさせなかった代わりに、
言葉遣いや生活習慣などはかなり口うるさく指導してきました。

卒業生が今通学している学校をグチっぽく話すとき、
進路指導がまちがっていたのではないか、もっと彼に合った学校を提案できたのではないか
と考えます。どこかで何か力になれたのではないかって。

卒業生が何年も経って振り返って、当時の時間を肯定してくれたとき、
ほっと安心すると同時に、すごくすごくうれしい幸せな気持ちになります。



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最終更新日  2019年12月07日 23時35分50秒
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