カテゴリ:育児
息子の体調が悪く、今朝病院に行って来ました。
おとといの夜中、嘔吐。 それから一晩中 うとうとしては嘔吐、うとうとしては下痢・・・の繰り返し。 近くの小児科は木曜休診なので、 とりあえず水分補給を心がけて一日様子を見ましたが、 ほんの少し食べたおかゆもお茶も母乳も吐くし、 どんどん機嫌も悪くなりぐずぐずぐずぐず。(>_<) 丸一日ほとんど何も食べられていない状態なので 家の中でもふらふらとよろけて転び、思い通りにいかないことで癇癪を起こしちゃって号泣。 散歩に行きたがって「くっく」と靴を持ってきたふらふらの息子を抱き上げて 病院へ行ってきました。 診察。 聴診器を当てられて、元々機嫌の悪い息子はさらに大泣き。 (すみませんっ)って気持ちになったのですが、そこで先生はこう言って下さいました。 「泣いたらいいよ~。大きな声で泣いていいからね~。のどと舌の具合見せてもらえるからね~。」 これで、ちょっと肩の力が抜けました。 「嘔吐はだいたい半日ぐらいで落ち着くものが、丸一日以上も続いているのでちょっと長引いてるね。 でも、下痢もしているというのは、嘔吐だけよりも返って安心。 どこかがつまってるという心配がなくなるからね。 体中で上からも下からも悪い奴をやっつけようとがんばっているから、 下痢止めとか薬でそれを邪魔することはしないでおきましょう。 お子さんががんばっているんですからね。 大丈夫。熱も高くないし、自力で乗り越えますよ。 長引いているので体力落ちていると思うからその点だけ心配です。 とにかく水分補給。 食事はおかゆ程度のものを少しでも食べられたらあげたらいいけど、 無理にあげる必要はない。少し回復してからでもいいよ。 そして、泣かなくていいように抱っこをいっぱいしてあげて。 子どもの病気には、抱っこがいちばんですよ。」 抱っこがいちばん・・・。 自分も睡眠不足でふらふらだった私には、この言葉じーんときました。 子どもの病気は自然治癒の力を信じて、薬などは極力用いないものだというのは本などでも知っていたのですが、「何もしない」というのは、苦しんでいるのを見ている親としてはなかなかつらいものがあって、つい「何かしてやって~」なんて気持ちにもなるもの。 「何もしない」のではなく、「抱っこがいちばん。」 同じことを表現するのにも、なんていい言い方をしてくれるんだろう。 不安な親の心までを診察してくれました。 どんなに派手に転んでも「痛いの痛いのとんでいけ~♪」のおまじないで ばっちり笑顔になる息子には、確かに「抱っこ」はいい薬になりそうです。 『窓際のトットちゃん』(著:黒柳徹子)の校長先生の「山のものと海のもの」を思い出しました。 私もこういう言葉の使い方のできる人になりたいなぁ。 ・・・山積みの洗濯物、明日いい天気でありますように。 応援のクリック1票、お願いいたします。↓ →TOP(FREE PAGE 記事一覧)にもどる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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