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塾講師ママ中学受験サポート国語-合格だけでいいんですか-

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2007年04月03日
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カテゴリ:つぶやき
うちは子どもがまだ小さいので、育児関連のサイトをよく見るのですが・・・

「子どもに否定の言葉をかけたくない。だから叱らない。」
「多少乱暴なのも個性なのに、他のお母さんから公園にいる時間をずらされている。」
「のびのび育てたいから、子どもがしたいようにさせている。」
「私は笑顔が見ていたいので叱るのは幼稚園に言ってから先生に任せようと思う。」

・・・うーん・・・。
これはこれで、子どもの力をみくびっているように思うのですが・・・。
教えてあげれば理解できるのに、教えてあげないってかわいそうというか。
しかってもらえれば何回かの経験の後、ちゃんとそれはいけないことだと自分で判断できる子かもしれないのに。

「ダメ!」「ダメ!」って言い続けるのももちろんどうかと思いますが、
世の中何をしても許されるというわけではないし、ルールというものがある以上
理由をこんこんと言って聞かせるなり、時にはびしっとしかりつけたり、
必要だし、その子の理解の範囲を親としてきちんと判断して
少しずつでも教えてあげることをしないで、
いったい子どもにどんな可能性が広がっていくというのでしょう。

たくさん誉めて育ててあげたいというのは私もそうです。
感情をぶちまけるのもいけない。
たくさん子ども話を聞いてあげる。もちろんそうです。
でも、叱ることをゼロにするのも不可能でしょう。
子どもなんだから未熟。
それは未熟なことが許される間に伝え続けていく必要があると。
叱ることを厳選して、それだけはきちんと伝える。
ルールや価値観が身について、苦手なことも乗り越える努力なりをして
そういう基盤があってこその『個性』だと。
何も本能の欲望のまま生きることが『個性』ではないと思いますが・・・ちがうのでしょうか・・・。

周りの大人が常にその子を「王子」とか「姫」とか言って、言うだけじゃなくて、
機嫌をとることに専念し、その子の思うがままの家庭生活を過ごしていれば、
きっと幼稚園や学校はルールだらけで窮屈に感じるだろうなぁ。
感じなくていいストレスを感じるんじゃないかなぁ。

極端な話、少年犯罪の中で思いどおりにいかなければすぐに暴力にうったえ、
最終的には相手を死に至らしめた・・・とかっていう事件も頭をよぎったりするんだけども。


「悲しいとかさみしいとかマイナスの感情を小さいうちに知ると
 社会に出るのがこわくなってひきこもったりするから
 小学校を卒業するまでは悲しい絵本やさみしい絵本やこわい絵本は
 読ませない。教科書でもやって欲しくない。」
「日本昔話も切ない話のときは見せない。」
「知らずに悲しい話を見せてしまった!どうしよう・・・」

こういう話題にも、違和感を感じます。

でも、私は仕事柄たくさんの親子とじかに接する機会が多くて、
どんなふうに子どもさんと接してこられた親御さんのところのお子さんがどんな感じに育っていかれたかというような本当の姿を数多く見てこれたから、
こう感じることができるんだろうなと思います。

やっぱり何気ない毎日の中で親御さんの方が引いて、子どもの主張が通ってきたことが多いとおっしゃるところでは、根気のある子が少ないというか。すねちゃう子が多いというか。
基本的に主導権は親御さんがしっかり握っていて、ここぞというときにじっくり子どもの意見やそう思う理由を聞く。ということができているご家庭だと、けじめもついていて、
しっかり自分の意見を相手に伝えようという力もついていると。
経験ってやっぱり子どもの力になりますよね。

でも、ま、わが子となるとなかなか難しいなというのもあるんですが。(^_^;)
私の関わった親子の中に、たくさん憧れの親子関係を実現なさっているところがあったので、
あのお母さんならこんなときどうするかな?なんて想像しながら
真似させてもらっています。



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うれしいです♪

応援ありがとうございます(*'-'*)/  



話は変わりますが、息子がまたロタウイルスによる下痢嘔吐症にかかってしまいました。
今回は熱もないし、軽い方だと思うんですけどね。
とてもとても甘えっこです。。。
落ち着いたら、塾物語第11話、アップできると思います。






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最終更新日  2007年04月03日 18時41分49秒
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