テーマ:小学生ママの日記(28816)
カテゴリ:育児
家庭科って、
私が子どもの頃は男女別で女子が家庭科、男子が技術家庭でした。 (今は、統一なんですよね。) 今考えたら、別々っておかしいですよねー。 むしろ、男子にも炊事・洗濯・家計簿のつけ方、掃除のコツなんか いずれ全員が一人暮らしをできるように 本気で家庭科を教え込むって大事なんじゃないかな。 「単元」として教科書にも載っていますが、もっと本気で九九なみに 全員に身につけさせるぐらいのこと目指してもいいんじゃないかなって。 家庭科の先生が熱血って、素敵だと思う。 今、育児放棄とか虐待って問題になっていますが、 子ども自身が自分の世話ができる方法を教えるということは ろくな食事を与えられていない子達にとっても 少しは救いにもなる可能性があると思う。 カップラーメンやコンビニ弁当のみで命をつないでいるよりは 学校で調理実習したあれ、作ってみようかな。って 生活に生きてくる「勉強」って意味があるように思う。 家庭に問題がない子達だって、 お母さんがどれだけのことを毎日しているかと他者から教えてもらうって 必要なことだと思うし、 大学や留学などで自分の世話をしなくちゃいけない機会は 男女どちらにもあること。 幼い間からそういう生活をきちんと自分で支える意識を育てるって 自立にも役立つと思う それに小学生のような幼い素直な頃に 家事全般って遣り出したら細かいことがたーくさんあって、 毎日毎日休みなしで、けっこう体力も必要でって 宿題に体験することも出たりなんかしたら、 「誰がくわしてやってると思ってんだ!」とかいう まるで主婦は働いていないかのような勘違い男も減るだろう。 家事に理解ができ、育児に関わろうとする夫が増えれば めぐりめぐって虐待やDVも少しは減るんじゃないかな。 灘出身の友人と話をしていたときに、 彼の友人の受験勉強の話を聞いたことがあります。 塾で勉強する傍ら、家ではご両親から「生活」を学んだ人の話でした。 その人は、・・・当時小学生だったその子は、石川県に住んでいて、 灘に合格したら下宿して家族と離れて通学することになっていました。 ご両親は、料理・炊事・洗濯・諸費用の納入の仕方・家計簿のつけ方など 一人できちんと生活できるノウハウをまず教えていたそうで、 それが自分を子ども扱いしないで、一人前として扱われて精神年齢を引き上げ、 だからこそ難しい問題なども理解できる自分になれたんだと思うと話してたんだと。 私の友人が言うには、 彼みたいに「人が成長してる」って感じの人は校内でも友達も多いし、いきいきしてた。 お勉強ばっかりに徹して、親と先生に干渉されまくって学力だけを 育ててきた人は、入学後けっこうねー、かわいそうだなって思うやつもいたよって。 灘に入るだけでもすごいことだよーっ!て思ってましたが、その中にいるとまた見えてくるものがあるんですね。 その私の友人は、当時日本海近港で重油船の沈没で重油が流れ着いているという事故を聞き、 すぐに私に塾の授業の代講を頼んで、ボランティアに行きました。 京都大学の院に在学中に休学して、モンゴルやモザンビークに農業技術の提供をと 旅してまわるバックパッカーでした。 そしてときどき帰国しては、貧しい環境の中でもたくましく生きる子ども達の笑顔の写真を たくさん見せてくれました。 すごくたくさんのいい刺激を与えてくれた友人の一人です。 今日ものぞいたよ♪とクリックしてくれるとうれしいです! ↓ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年06月03日 16時46分30秒
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