カテゴリ:つぶやき
先日、一人の卒業生とばったり会いました。
彼女は、小6になってからの入塾でずいぶん遅いスタートだったのでかなり苦労した記憶があります。 おとなしくって、かたい表情ばかり見ていたので、たまに笑顔を見かけるとほっとしたものです。 入塾当初の志望校は、それはそれは無謀とも言えるハイレベルなところで、彼女の1年間の受験勉強では現実的なものではなく、夢は夢のまま終わりました。 なんとか届くであろうと思われた第二志望校も、目標偏差値の割りに難問の傾向があるところで、経験値不足でしょうか、2次試験にも挑戦しましたが、惜しくも合格点には届かず・・・。 日程とここなら合格点に届くだろうという第三志望校に合格し、塾のクラスでいちばん最後に進学先が決まりました。偏差値40台の女子中でした。 駅で、向こうから歩いてくるのが彼女だとすぐにわかりました。 6年生のときの雰囲気とほとんど変わらず。 名前を呼び、「久しぶり!元気だった?」といきなり話かけたので彼女は少しびっくりしていました。がすぐに私のことがわかったようです。 「今どうしているの?」 「大学通ってます。」 「おぉ!もう大学生かー!そんなになるんだねー。えっと・・・」 「■■県立医大です。^_^」 第二志望校受験の際の面接練習で、彼女は「お医者さんか看護婦さんになりたい」と言ってたのを思い出しました。 すごいなぁ・・・。頑張り続けたんだなぁ。。。 系列の女子大に進学する生徒が多い学校の中では、自分の目標しっかり見据えて頑張り続けるのって並大抵の努力ではなかっただろうと思う。 時間がなくてゆっくり話せなかったのだけれど、その後もしばらく幸せな余韻にひたりました。 年下であるけれど、こうやって心のそこから尊敬できるような人に出会えることがある。 この仕事していてよかったなぁ・・・って思う瞬間。 今日ものぞいたよーとクリックしてくれるとうれしいです。 ↓ →■TOP(中学受験サポートの記事一覧は左下「フリーページ」へ)。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年12月23日 13時08分17秒
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